ロムレア Romulea spp.

ロムレアの花
写真 ロムレア・クルシアネラ
撮影時期 2016.2.26
栽培状況 鉢植え
科名・属名

アヤメ科
ロムレア属

園芸分類

秋植え球根

別名

(特にありません)

原産地

南アフリカ

用途

鉢植え

花期

2〜3月

【ロムレアについて】

ロムレアは、南アフリカと南ヨーロッパが原産のアヤメ科の球根です。クロッカスに似た花が咲きますが、葉が細長いところがクロッカスと異なっています。種類もいくつかありますが、種苗会社のカタログにも載っていることが少ないので、球根が手に入りにくいことが残念です。

小型の球根ですので小さめの鉢に植えて楽に育てることができるので、個人的にはとても気に入っています。

【花の特徴と性質】

ロムレアの花

草丈

草丈は10p程度で、葉は細い糸葉です。

黄、赤、紫などの花色があり多彩です。花には輝きがありとても映えます。軒下で管理すると2月には開花します。

耐寒性・耐暑性

やや寒さに弱い半耐寒性です。

学名の説明

Romulea・・・・・ローマの最初の王と言われるロムルス(Romulus)に由来すると言われています。

amoena・・・・・「優美な」、「愛らしい」

flava・・・・・「鮮黄色の」

clusiana・・・・・ オランダの植物学者クルシウス(C. Clusius)への献名です。

tortuosa・・・・・「もつれた」、「曲がりくねった」

【主な種類と品種】

ロムレア・アモエナ
R. amoena

明るい赤色の花で、黒い斑紋が特徴的です。

ロムレア・フラバ
R. flava

すっきりとした黄色の花です。(写真:中)

ロムレア・クルシアナ
R. clusiana

南ヨーロッパ原産で、弁先が紫、中心が黄色の花色で、花径は3〜3.5cmほどです。

ロムレア・トルツオサ
R. tortuosa

花の大きさは直径3〜4cm程度で、明るい黄色に焦茶色の斑紋が特徴です。(写真:下)

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

暖地では花壇で育てることのできる種類もありますが、小型の球根ですので、花壇に植えるとあまり目立ちません。また、往々にして他の草花に負けてしまうことがありますので、鉢植えにした方がこの花を楽しむのには適しています。植え付けは、9月下旬〜11月上旬が適期です。

鉢植えの用土

市販の球根用培養土もしくは赤玉土とバーク堆肥(腐葉土)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

植え付けの深さ

球根の上に2pほど土がかかる程度にします。

ロムレアの花

置き場所

日当たりと水はけのよいところで育てます。

株間

3〜5p程度とします。鉢植えの場合は5号鉢に4〜5球が目安です。

植え替え

小さな鉢で育てる場合が多いですが、この場合は、毎年植え替えます。

日常の管理

あまり過湿にならないようにします。

タネを採る場合を除き、花がらは早めに切り取ります。

冬の管理

耐寒性がそれほど強くない品種もありますので、霜の当たらない軒下などに置いて育てます。水やりは少なくしますが、乾燥させすぎないように注意します。

休眠期の管理

6月ごろには葉が枯れてきて休眠期に入ります。葉が枯れてきたら球根を掘り上げます。

掘り上げた球根は、水洗いして日陰で乾燥させます。球根が乾いたら、分球しているものは球根を分けてネットの袋などに入れて、秋の植え付け時まで保管しておきます。保管場所は、雨の当たらない日陰の風通しのよいところにします。

ふやし方

分球で増やすことができます。また、タネを播いて育てることができます。

肥料

肥料をあまり多く与える必要はありません。植え付け時は無肥料とし、葉が出てきてから薄めの液肥を月に2〜3回程度与えます。

病気・害虫

特にはないようです。

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