ローダンセ Rhodanthe manglesii

ローダンセの花
写真 ローダンセ
撮影時期 2006.3.21
栽培状況 秋播き後、庭植え(冬は農ポリでトンネルして霜除け)
科名・属名

キク科
ローダンセ属

園芸分類

秋まき一年草

別名

ヒロハノハナカンザシ

原産地

オーストラリア

用途

庭植え、庭植え

花期

3月〜5月

【花の印象など】

ローダンセは、オーストラリア原産の秋まき一年草です。同じ仲間にアクロクリニウムがありますが、ローダンセは和名をヒロハノハナカンザシというように、こちらのほうが葉が丸く見分けがつきます。

薄い紙細工のようなカサカサした花びらを持ち、ドライフラワーにするには最適な品種です。そのほか、生け花などにもよく利用されています。

栽培したところでは、タオルに包んでしばらく揉んでからタネを播きましたが、割合よく発芽しました。ここを手抜きすると発芽率が落ちてしまいます。後は、冬の霜除けですが、農ポリでトンネルして育てたところ、特に傷むこともなく3月にはよく咲きました。

【花の特徴と性質】

草丈

30〜50p程度になります。

茎が細くて弱そうな感じを与えます。花はその茎の先に1花ずつ咲かせていきます。花径は2.5〜4p程度で、花色はピンクが一般によく見受けられますが、白花もあります。

耐寒性・耐暑性

耐寒性が弱いので、フレームなどで管理し春に定植するのが一般的です。暖地では秋に花壇に定植できますが、霜除けをする必要があります。

学名の説明

Rhodanthe・・・・・ギリシャ神話に登場する美しい女性の名前

manglesii・・・・・19世紀イギリスの博物学者 James Mangles に因みます。

【主な種類と品種】

マクラタロゼア

ピンク色の花です。

【育て方と栽培のポイント】

タネ播き

発芽適温は15〜20度で、秋まきは9月下旬〜10月中旬に播きます。寒さの厳しい地域は春播きにします。育苗箱やピートバンなどに播き、覆土は5mmほどにします。

タネに綿毛があるためか、発芽率がよくないので多めに播くとよいと思います。播く前に布に包んでよくもみ、吸水しやすいようにしてから播きます。

発芽後、本葉3〜4枚のころポットや小鉢に植え替えて育苗します。

植え付け

ポットに根が回ったら花壇やプランターに定植します。寒さが心配な場合は、春までポットのまま育て、早春に定植します。

酸性土壌を嫌いますので、花壇に植える場合は、植えつけ前に苦土石灰を1u当たり100gほど撒いて、庭土とよく混ぜておきます。植え付ける時は、バーク堆肥(腐葉土)を1u当たり10Lほど入れ、庭土を深さ30cmほど耕してから植えつけます。

ローダンセの花

鉢植えの用土

水はけのよい用土を使います。赤玉土、腐葉土(バーク堆肥)、パーライト(川砂)を5:3:2程度に混ぜた用土などです。

株間

15pほどにします。鉢植えは7号鉢で3株が目安です。

植え場所・置き場所

日当たりがよい場所で育てます。乾燥したところを好み過湿に弱いので注意しましょう。

鉢やプランターに植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。

日常の管理

雨がかかると花が傷むとされていますが、3月頃に開花した場合はあまり影響はありませんでした。それでも、プランターになどに植えた場合は、できるだけ雨に当てないようにします。

冬の管理

耐寒性が弱いので、秋に定植した場合は霜除けをします。プランターなどに植えた場合も、霜の当たらないところで育てます。

肥料

花壇に植える場合は、植え付け時に化成肥料を庭土に混ぜてうえつけますが、あまり多く与える必要はありません。

鉢やプランターの場合は、植え付け時に緩効性肥料を与えますが、量は控えめにします。暖かくなったら株の状況を見て、必要なら液肥を与えます。

病気・害虫

特にありません。

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