ワスレナグサ Myosotis scorpioides

ワスレナグサの花
写真 ワスレナグサ
撮影時期 2000.4.29
撮影場所 北川村「モネの庭」にて
科名・属名

ムラサキ科
ワスレナグサ属

園芸分類

秋まき一年草

別名

ミオソティス

原産地

ヨーロッパ

用途

庭植え、鉢植え

花期

4〜5月

【ワスレナグサについて】

ご存じのように、ワスレナグサには有名な話が伝わっています。しかし、その割には比較的地味な印象の花ですので、花壇などでも脇役として使われることが多いようです。

本来は宿根草ですが暑さに弱いので、秋まき一年草として扱われています。丈夫で育てやすく、毎年こぼれ種から育つほどの強健な花です。

栽培したところでは、タネを播いて簡単に育てることができました。(写真:中)

【花の特徴と性質】

ワスレナグサの花

草丈

20〜40p程度になります。

それほど派手な花ではなく、むしろ地味なくらいです。水色、ピンク、コバルトブルーなどの径1pほどの小さな花をたくさん付けます。

耐寒性・耐暑性

耐暑性はありませんが、耐寒性は非常に強く、真冬でも成長を続けます。

学名の説明

Myosotis・・・・・ギリシャ語の myos(ハツカネズミ)+ otis(耳)が語源です。

scorpioides・・・・・「サソリの尾のような」

【主な種類と品種】

ブルームッツ

草丈30〜40pほどのブルーの花で、切り花にも利用できます。

ニーナホワイト

矮性の品種です。ピンクのニーナローズもあります。

マリンブルー

こちらも矮性の小花を咲かせます。

【育て方と栽培のポイント】

タネ播き

発芽温度が低いので、早播きせずに、9月下旬〜10月上旬にタネを播きます。ポットに直接播くか、箱播きにして、覆土は2〜3mmほどにします。一晩水につけてから播くと発芽がよくなります。

箱播きにする場合は、発芽後、本葉が2〜3枚になったら、根をできるだけいためないようにポットや小鉢に植え替えて育苗します。

ポットに播く場合は、3〜4粒ずつポットに播いて、発芽後、間引いて丈夫な苗を1本残します。

植え付け

ポットの底に根が回ったら花壇やプランターなどに定植します。

花壇に植える場合は、バーク堆肥(腐葉土)を1u当たり5〜6Lほど入れて、庭土とよく混ぜてから植え付けます。

鉢植えの用土

鉢やプランターに植えるときは、市販の草花用の培養土で差し支えありません。

ワスレナグサの花

株間

花壇に植えるときは20〜25pほどにします。60cmのプランターの場合は、3〜4株ほど植え付けます。

植え場所・置き場所

日当たりのよい肥沃なところに植え付けます。鉢やプランターも日当たりのよいところで育てます。

日常の管理

鉢植えの場合は、冬でもあまり乾燥させすぎないように管理します。

冬の管理

寒さには強く、暖地では霜除けの必要はありません。もっとも、定植が遅れたときは、特に寒さの厳しいだけ不織布をベタがけした方が安心です。

肥料

花壇に植える場合は、 化成肥料を1u当たり50gほど施し、堆肥と一緒に庭土とよく混ぜ合わせてから植え付けます。後は、月に1回程度追肥をします。

鉢やプランターに植える場合、市販の草花用の培養土を使用するときは、培養土に元肥が入っていますので、追肥として液肥を定期的に施します。用土を調整したときは、植えつけ時に緩効性の化成肥料を与え、後は、追肥として液肥を定期的に施します。

病気・害虫

アブラムシが付くことがあります。

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