ライラック Syringa vulgaris

ライラックの花
写真 ライラック
撮影時期 2001.4.20
撮影場所 鶴見緑地にて
科名・属名

モクセイ科
ハシドイ属

園芸分類

落葉中木

別名

リラ
ムラサキハシドイ

原産地

コーカサス、アフガニスタン

用途

庭植え

花期

4月中旬〜5月

【ライラックについて】

ライラックは花木として素晴らしいものですが、寒冷地に適した花木で、残念ながら高温多湿に弱いためか、暖地では本来の花の美しさを堪能することは難しいと言えます。ヒメライラック(S. microphylla)は、一般のライラック(S. vulgaris)よりも育てやすいようです。

栽培したところでは、以前に、試みに植えてみましたが、やはり、十分に育たないうちに枯れてしまいました。

そこで、今、耐暑性がより強いとされている姫ライラックを植えています。ただし、植えたばかりなので詳細は追って記載します。

【花の特徴と性質】

樹高

樹高は普通2〜3m程度ですが、5m近くになる木もあるようです。根本近くから何本もの枝が叢生します。

花は、新しい枝の咲きに小さな花が集まって咲きます。花色は、白、桃、藤色、紫色、ライラック色などがあります。

耐寒性・耐暑性

暑さに弱く、関西以西の暖地にはあまり向いているとは言えません。北海道の公園のライラックが有名なように、美しい花を見るなら寒い地方が適しています。

学名の説明

Syringa・・・・・ギリシャ語の syrinx(笛)に由来します。

vulgaris・・・・・「普通の」、「通常の」

【主な種類と品種】

たくさんの品種がありますが、以前にタキイ種苗のカタログに載っていた品種のいくつかを紹介します。

‘センセイション'

赤紫の一重咲きで、花弁の縁が白くコントラストが魅力の品種です。

‘プレジデント・ポインケア'

淡桃色の八重咲で、大房の花が魅力の品種です。

‘エドワードJガードナー'

こちらも淡ビンクの美しい品種です。

‘ブライダルホワイト'

一重咲きの花付きのよい品種で、早咲きです。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

木が大きくなりますので、鉢植えには向いていません。鉢植えで育てるなら姫ライラックが適していると思われます。植え付けは12月〜2月ごろが適期です。

庭に植える場合は、苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に3割程度の堆肥を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

植え付けの際、接ぎ木しているところまで土が被るように土を高く盛っておきます。

ライラックの花

植え場所

土質は選ばず、腐植質に富む肥沃で、水はけ、日当たりのよい場所が適しています。暖地では、西日が遮られるところに植えつけます。

日常の管理

地際から芽が出ることがありますので、早めに掻き取っておきます。

剪定

ライラックは、自然に樹形を整えますので、主に枯れ枝や混みすぎた細い枝を取り除くくらいで十分です。

夏には花芽ができてきますので、通常の剪定は、花後すぐに行います。冬に強剪定をすると、せっかくできた花芽を切り取ることになります。

冬の剪定は、伸びすぎて、特に目障りな枝を切り詰める程度に補助的に行います。

肥料

1〜2月に寒肥として有機質肥料を与えます。チッソ分の多い肥料を与えすぎると花付きが悪くなるので、少量でかまいません。

病気・害虫

カイガラムシがつくことがあります。

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