ユリオプスデージー Euryops pectinatus

ユリオプスデージーの花
写真 ユリオプスデージー
撮影時期 2002.12.23
撮影場所 野市町にて
科名・属名

キク科
ユリオプス属

園芸分類

半耐寒性低木

別名

(特にありません)

原産地

南アフリカ

用途

庭植え、鉢植え

花期

10〜5月

【ユリオプスデージーについて】

ユリオプスデージーの特徴は、何といっても花期の長いことにあります。10月には咲き始めていますので、おおよそ半年近く咲いているのではないでしょうか。これだけ花期の長いものは、他にはあまりないように思います。

ユリオプス属の仲間では、マーガレットコスモスゴールデンクラッカーのほかユリオプス・アブロタニフォリウスが栽培されますが、いずれも南アフリカ原産で黄色い花が咲くところが共通しています。

栽培したところでは、大変丈夫な植物で、株も大きくなりますので、切り戻しをしながら育てると毎年花が楽しめます。

【花の特徴と性質】

草丈

切り戻しをして1mほどで育てますが、放任すると1.5mほどになります。深く切れ込んだ銀灰色の葉に特徴があります。

花径は3〜4pほどの一重の花ですが、八重咲きの品種も出てきています。鮮やかな黄色の花が株一杯に咲くので魅力があります。

また、花の少ない晩秋から咲き始め、4月頃まで咲き続けるので、長く楽しめます。

耐寒性・耐暑性

比較的耐寒性があり、関東以西の暖地では戸外で冬を越します。

学名の説明

Euryops・・・・・ギリシャ語の eurys(大きな)+ ops(目)が語源です。

pectinatus・・・・・「櫛状の」

【主な種類と品種】

ユリオプス属では、本種のほかマーガレットコスモスやゴールデンクラッカーのほかユリオプス・アブロタニフォリウスが栽培されます。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

比較的耐寒性がありますので、暖地の場合は庭植えもできますが、寒さの厳しいところは鉢植えで育てます。

秋の終わりごろから春にかけてポット苗が売られていますので、買ってきたら、庭に植えるか、大きめの鉢に植え替えます。ただし、寒い時期に買ったときは、庭に降ろすにしても、一旦鉢植えにして、春に植える方が安全です。

花壇に植えるときは、深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3割程度の堆肥を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

大型の宿根草ですので、挿し芽をして株を更新しないと、そのまま鉢でつくり続けるのは大変なように思います。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土もしくは赤玉土とバーク堆肥(腐葉土)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

ユリオプスデージーの花

置き場所

花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。

鉢やプランターで育てる場合も日当たりのよいところに置きます。ただし、鉢やプランターは、夏場は半日陰に移します。

植え替え

根の伸びがよいので、鉢植えの場合は毎年植え替えます。時期は花後の5月ごろが適しています。

切り戻しをした後、鉢から抜いて、表土と根鉢の二分の一ほど土を落として、一回り大きい鉢に植え替えます。

日常の管理

鉢やプランターで育てる場合は、過湿にならないよう注意します。

大きくなってくるにつれ、草姿が乱れてきますので、花後に思い切って強剪定をしてやります。強剪定をしても、よく芽を吹いてきます。

冬の管理

耐寒性があるとは言え、鉢やプランターは霜の当たらない軒下などに移し、水やりは少な目にします。

ふやし方

挿し芽で株を更新することができます。植え替え時に切り取った枝から挿し穂をつくり、赤玉土などに挿しておくとよく発根します。

肥料

鉢植えの場合は、植え付け、植え替え時に緩効性肥料を施します。後は、春と秋に2週間に1回程度液肥を与えます。庭植えの場合は特に必要ありません。

病気・害虫

アブラムシがつくことがあります。

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