ムラサキセンダイハギ(紫先代萩) Baptisia australis

ムラサキセンダイハギの花
写真 ムラサキセンダイハギ
撮影時期 2013.5.6
栽培状況 庭植え
科名・属名

マメ科
ムラサキセンダイハギ属

園芸分類

耐寒性宿根草

別名

バプティシア

原産地

北アメリカ

用途

庭植え、鉢植え

花期

5〜7月

【ムラサキセンダイハギについて】

ムラサキセンダイハギは、マメ科の宿根草で、「センダイ」は、仙台ではなく、「先代」と書きます。伊達騒動を題材にした歌舞伎の有名な演目の「伽羅先代萩」(めいぼくせんだいはぎ)からこの名前がついたようです。

黄色い花の咲くセンダイハギは、テルモプシス(センダイハギ)属で、この花とは属が異なっています。もっとも、ムラサキセンダイハギ属の種間交配種には、黄色やチョコレート色の花が咲く品種があります。

栽培したところでは、耐寒性、耐暑性があり、植えっぱなしで、毎年、よく花が咲いてくれます。

【花の特徴と性質】

ムラサキセンダイハギの花

草丈

90〜120p程度になります。

のぼり藤のような花容で、青紫の花が咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性が強く、露地で越冬します。また、耐暑性もあり育てやすい宿根草です。

学名の説明

Baptisia・・・・・ギリシャ語の bapto(染まる)が語源です。

australis・・・・・「南の」、「南方の」

【主な種類と品種】

ムラサキセンダイハギ属の種間交配種を紹介します。

‘ダッチ チョコレート’
B. x variicolor
‘Dutch Chocolate’

ムラサキセンダイハギとスファエロカルパ(B. sphaerocarpa)の種間交配種と言われています。チョコレート色に黄色が少し入る花が咲きます。(写真:中)

‘カロライナ ムンライト’
‘Carolina Moonlight’

バプティシア・アルバ(B. alba)とスファエロカルパの種間交配種と言われています。クリームイエローの花が咲きます。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

園芸店などで苗を見かけることは少なく、種苗会社のカタログに載っていることがありますので、これを購入して育てます。時期は春でも秋でも差し支えありません。庭植えが一般的ですが鉢やプランターでも栽培できます。

タネから育てることもできますが、タネ自体があまり流通していません。

花壇に植えるときは、深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3割程度のバーク堆肥を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

鉢植えの用土

赤玉土、鹿沼土、バーク堆肥を等量にした用土などに植えつけます。

ムラサキセンダイハギの花

株間

30pほどにします。

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。

鉢やプランターで育てる場合も日当たりのよいところに置きます。

植え替え

庭植えにしたときは、数年は植えっぱなしでかまいませんが、株が弱ってきたら春か秋に株分けして植え替えます。

鉢やプランターに植えた場合は、2〜3年に1回植え替えをします。

日常の管理

鉢やプランターに植えた場合は、多湿にならないよう注意します。庭植えにしたときは、丈夫ですので、ほとんど手間がかかりません。

冬の管理

冬には地上部が枯れますので、冬が近づいたら根元から切り取っておきます。

耐寒性が強く戸外で冬を越しますので、霜除け等の必要はありません。鉢やプランターに植えている場合は、水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら暖かい日の午前中に軽く水やりをします。

ふやし方

株分けをして増やすことができます。また、タネから育てることもできます。

肥料

マメ科の宿根草ですので、花壇に植えた場合は、あまり肥料は必要としません。

鉢やプランターに植えた場合は、3月と9月ごろに緩効性の化成肥料を株元に施します。量は少な目でかまいません。

病気・害虫

特にありません。

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