ムクゲ Hibiscus syriacus

ムクゲの花
写真 ムクゲ ‘日の丸’
撮影時期 2015.6.20
栽培状況 庭植え
科名・属名

アオイ科
フヨウ属

園芸分類

落葉広葉低木

別名

(特にありません)

原産地

中国、東南アジア

用途

庭植え

花期

6〜9月

【ムクゲについて】

ムクゲは、多少のやせ地でもよく花を付け、また、夏を挟んで6月から9月まで長い間咲きますので、本当に身近な花木と言えます。

ムクゲは、萌芽力が強く、強い刈り込みにも耐えるので、生垣としてもよく利用されています。

「道ばたのむくげは馬に食われけり」という芭蕉の有名な句がありますが、これも生垣に植えられたムクゲではないかと言われています。

韓国ではこの花が国花になっていますが、原産地は中国で、日本にも平安時代には入っていたようです。

栽培したところでは、刈り込みにも強いので、自在に仕立てられますが、放任すると枝が伸びすぎてしまいます。

【花の特徴と性質】

ムクゲの花

樹高

大きく伸びると3mほどになります。樹形は、手を加えないと株立ち状になります。

花は花径7〜10pほどで、花色は、白、紅紫や底紅の花が一般的です。一重咲きの他八重咲きもあります。

花は1日で終わりですが、次々に咲くので夏中、花が絶えることがありません。

耐寒性・耐暑性

アオイ科のなかでは最も耐寒性が強く、北海道南部まで栽培が可能と言われています。

学名の説明

Hibiscus・・・・・古代ローマ時代にフヨウ属の植物に付けられ名前から

syriacus・・・・・「シリアの」
 ※ ただし、シリアには自生していませんので、何か勘違いがあったのかもしれません。

【主な種類と品種】

日の丸ムクゲ

宗旦ムクゲの名前でも知られている白花底紅の品種です。

シロバナムクゲ

白花の一重のムクゲです。

紫玉

青紫の八重咲きの花が咲きます。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

春植えは2〜3月、秋植えは11〜12月が植え付けの適期です。

庭に植える場合は、苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に3割程度のバーク堆肥(腐葉土)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

植え場所

日当たりと水はけがよい場所を選びます。そうした場所であれば、多少のやせ地でもよく生育します。潮風に強いので海岸地にも適しています。

ムクゲの花

日常の管理

ムクゲの花は一日花ですので、多少手間がかかりますが、終わった花を手早く片付けると見栄えがよくなります。

剪定

ムクゲは、春から伸びる枝に花が咲きます。萌芽力も強いので、1〜2月に前年の枝を少し残す程度に強く剪定すると、その部分から充実した枝が伸びてよい花が咲きます。

また、ムクゲは放任すると枝を高く伸ばすので、まとまった樹形を維持するなら、目的の位置で切り戻します。

ふやし方

挿し木が可能で、割合よく発根します。

肥料

1〜2月に寒肥を施します。

病気・害虫

アブラムシとハマキムシがつきやすいので早めに駆除します。

ページのトップに戻ります。このページのトップに戻ります。一覧へ戻ります。一覧に戻ります。