ムルチコーレ Coleostephus myconis

ムルチコーレの花
写真 ムルチコーレ
撮影時期 2010.4.29
栽培状況 秋播き後、庭植え(冬は農ポリでトンネルして霜除け)
科名・属名

キク科
コレオステファス属

園芸分類

秋まき一年草

別名

クリサンセマム・ムルチコーレ

原産地

アルジェリア
北アフリカ

用途

庭植え、鉢植え

花期

2月〜4月

【ムルチコーレについて】

ムルチコーレは、以前はクリサンセマム属になっていましたので、クリサンセマム・ムルチコーレと呼ばれることもありますが、属名が変更されていますので、単にムルチコーレと呼ばれることもあります。

ムルチコーレは、耐寒性がやや弱いので暖地でも霜除けが必要なため、耐寒性の強いクリサンセマム・パルドサムと比較すると栽培される機会が少ないですが、黄色の花がカーペット状にたくさん咲きます。

栽培したところでは、耐寒性が弱いということはありますが、霜除けさえすれば、育てやす草花です。上の写真は、農ポリでトンネルをして育てたものですが、にぎやかに咲いてくれました。

【花の特徴と性質】

ムルチコーレの花

草丈

10〜20p程度で、花壇は勿論、プランター栽培にも適しています。

花径は2〜3pの一重で、暖かい黄色の花はとても魅力があります。

耐寒性・耐暑性

ムルチコーレは耐寒性が弱いので、冬は霜よけが必要です。

学名の説明

Coleostephus・・・・・ギリシャ語の coleo(鞘)+ stephanos(冠)が語源です。

myconis・・・・・(※ 不詳)

【主な種類と品種】

ムーンライト

明るい淡黄色の多花性品種です。

イエロー

通常よく見かけるのがこの品種です。黄色の多花性です。

【育て方と栽培のポイント】

タネ播き

タネ播きは、暖地では9月下旬〜10月上旬、寒冷地では3月中旬〜4月上旬が適期です。発芽適温が15〜20度とやや低いので、秋まきのときは早く播きすぎないようにします。

箱播きが一般的で、覆土はタネが隠れる程度にします。発芽したら、本葉が3〜4枚のころポットに植え替えて苗を育てます。

植え付け

花壇に植えるときは、前もって苦土石灰を1u当たり50〜100gほど播いて、耕しておきます。

ポットの底に根が回ったら花壇やプランターなどに定植します。パルドサムと比較するとやや花数が少ないので、定植する際に摘芯をして、わき芽を増やします。

花壇に植えるときは、バーク堆肥(腐葉土)を1u当たり10Lほど入れて、庭土とよく混ぜ合わせてから植え付けます。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土で差し支えありません。

ムルチコーレの花

株間

パルドサムほどは株が広がりませんので、花壇に植えるときは20p程度の間隔とします。60cmのプランターの場合は3株が目安です。

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。

鉢やプランターに植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。

日常の管理

鉢やプランターは、過湿にならないよう注意します。終わった花は、花茎の基から切り取ります。

冬の管理

ムルチコーレは、パルドサムより耐寒性が劣ります。花壇に植えたときは冬の寒さで傷んでしまうことがありますので、暖地でも霜よけをする必要があります。

肥料

花壇に植えるときは、化成肥料を1u当たり50gほど施し、堆肥と一緒に庭土とよく混ぜ合わせてから植え付けます。なお、チッソ肥料が効きすぎると徒長して花付きが悪くなりますので注意します。春になったら月1回ほど追肥をします。

鉢やプランターの場合は、草花用培養土に元肥が入っていますので、暖かくなったら液肥を10日に1回程度与えます。

病気・害虫

アブラムシが付くことがあります。

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