マユハケオモト Haemanthus albiflos

マユハケオモトの花
写真 マユハケオモト
撮影時期 2012.10.7
栽培状況 鉢植え
科名・属名

ヒガンバナ科
ハエマンサス属

園芸分類

宿根草

別名

ハエマンサス・アルビフローラ

原産地

南アフリカ

用途

鉢植え

花期

10月〜11月

【マユハケオモトについて】

マユハケオモトは、ハエマンサス属ですが、ハエマンサス属の中ではハエマンサス・ムルティフロラスと、このマユハケオモトがよく栽培されています。ただし、この二つが同じ属だとは意外な感じがします。

秋に咲く花が眉刷毛を連想するところから、また、葉がオモトに似ているところからこの名前がついています。本来は、アルビフローラ(H. albiflora)をマユハケオモトと言いますが、より大型のプベッセンス(H. pubescens)もよく似た花が咲きますので、こちらもマユハケオモトとして販売されていることがあります。

栽培したところでは、最初は休眠期に水をやって失敗しましたが、その後は、休眠期の水やりを控えそこそこ生育しています。年間を通じて、直射日光がほとんど当たらないところで栽培していますが、特に問題もなく、花も咲いています。

【花の特徴と性質】

草丈

茎はなく、左右対称に葉が出てきます。

秋に太くて長い花径が伸びてきて、眉刷毛を連想させる白い花が咲きます。気温の低くなる時期に開花するので、長く咲いてくれます。

耐寒性・耐暑性

比較的耐寒性があり、暖地では軒下で十分に冬を越せます。また、耐暑性があり、夏場は、直射日光が当たらないところで管理すれば問題ありません。

学名の説明

Haemanthus・・・・・ギリシャ語の haem(血、赤)+ anthos(花)が語源です。

albiflos・・・・・「白花の」

pubescens・・・・・「軟毛のある」、「軟毛の」

【主な種類と品種】

アルビフローラ
H. albiflors

マユハケオモトと言えば、本来は、このアルビフローラのことです。葉を左右に広げ、夏休眠し、主に10月に開花します。

プベッセンス
H. pubescens

アルビフローラよりも大型ですが、同じような花が咲くことから、こちらもマユハケオモトと呼ばれます。夏もほとんど休眠せず、開花はアルビフローラよりも遅くなります。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

夏が休眠期に当たりますので、植え付けは休眠期の8月頃が適期です。庭植えではマユハケオモトに適した環境が維持できないので、鉢での栽培になります。

大きめの鉢に植えると過湿になって生育がよくないので、小さめの鉢に植えつけます。また、深植えにならないよう注意します。

鉢植えの用土

水はけのよいことが条件で、赤玉土、鹿沼土、バーク堆肥(腐葉土)、パーライト(軽石)を3:3:2:2程度に混ぜた用土などを使います。

マユハケオモトの花

置き場所

年間を通じて雨の当たらない半日陰に、夏は直射日光が当たらない明るい日陰で育てます。

植え替え

順調に育っているときは、子株ができてきますので、鉢が窮屈になって来たら植え替えます。鉢から抜いて、表土と根鉢の三分の一ほど土を落として、一回り大きい鉢に植え替えます。同じ大きさの鉢に植えるときは、株分けをして植え替えます。

日常の管理

丈夫な植物で、あまり手間をかけずに栽培できます。大事なことは、過湿にしないことです。特に休眠期は水やりを控えます。

夏の管理

夏は休眠期に当たりますが、明るい日陰で育てると葉が枯れるということはありません。また、ブベッセンスは、休眠という状態にはなりません。

ですので、アルビフローラは、水やりは控えますが、ブベッセンスは乾燥させすぎないよう、時々は軽く水やりをします。

水やりをするときは、葉にかからないようにします。葉に水がかかると傷みやすくなります。

冬の管理

霜に当たると傷みますので、暖地では、軒下に置いて育てます。水やりは控えめにしますが、乾燥させすぎないよう注意します。

ふやし方

植え替えのときに、株分けで増やすことができます。

肥料

生育期間中に、月に1〜2度、液肥を与えます。

病気・害虫

特にはありませんが、休眠期に過湿にすると株が腐ってしまうことがあります。また、ナメクジに葉を食べられることがあります。

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