ミツデイワガサ(三ツ手岩傘) Spiraea blumei

ミツデイワガサの花
写真 ミツデイワガサ
撮影時期 2010.4.24
栽培状況 鉢植え
科名・属名

バラ科
シモツケ属

園芸分類

落葉低木

別名

(特にありません)

原産地

本州(近畿地方以西)、四国、九州など

用途

鉢植え

花期

4月

【ミツデイワガサについて】

イワガサは本州の近畿地方以西、四国、九州に生育する落葉低木ですが、このうち、葉の三裂したものをミツデイワガサ(三ツ手岩傘)といいます。

写真のように、イワガサの花はコデマリに非常によく似ていますが、枝ぶりや葉をみると容易にコデマリと見分けがつきます。

栽培したところでは、コンパクトで、鉢植えでの栽培に向いています。また、暑さ、寒さに強く、丈夫で育てやすい花木です。

【花の特徴と性質】

草丈

1〜1.2mほどになるようです。しかし、生育はゆっくりで、伸びた枝を剪定をすれば樹形が整いますので、盆栽などによく利用されています。

花は、コデマリのように白い小さな花が集まって咲きます。花数もコデマリと比較しても遜色はないので、とても見栄えがします。

耐寒性・耐暑性

暑さ、寒さに強く、半日陰でも花を付けます。

学名の説明

Spiraea・・・・・・ギリシャ語の speira(螺旋)が語源です。
※ この属に、種子が螺旋状に付く種類があることに由来します。

blumei・・・・・ドイツで生まれオランダで活動した植物分類学者 Carl Ludwig von Blumen に因みます。

【主な種類と品種】

イワガサ自体は流通していませんが、葉の三裂したミツデイワガサが売られています。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

コンパクトな樹形になりますので、庭植えのほか鉢植えで栽培するのに適しています。盆栽にも利用されています。

落葉樹ですので、11〜12月又は2〜3月ごろが植えつけの適期です。

庭に植えるときは、深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3割程度の堆肥を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

ミツデイワガサの花

鉢植えの用土

鹿沼土、赤玉土バーク堆肥(腐葉土)を4:4:2程度に混ぜたものを使っていますが、問題なく育っています。

植え替え

鉢植えの場合は、2年に1回を目安に植え替えをします。

鉢から抜いて、表土と根鉢の三分の一ほど土を落として、一回り大きい鉢に植え替えます。同じ大きさの鉢を使うときは、もう少し古い土を落として植え替えます。

植え場所・置き場所

日当たりのよいところを好みますが、半日陰でも花を付けます。

剪定

花後に、長く伸びた新枝を切り戻します。剪定して枝数を増やすと樹形が整い、開花時も見栄えがします。

夏には花芽ができてきますので、通常の剪定は、花後すぐに行います。冬に強剪定をすると、せっかくできた花芽を切り取ることになります。

冬場の剪定は、伸びすぎて、特に目障りな枝を切り詰める程度にとどめます。

肥料

鉢植えは、春先と秋に緩効性の肥料を与えます。

病気・害虫

特にはないようです。

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