ミントブッシュ Prostanthera

ミントブッシュの花
写真 細葉ミントブッシュ
撮影時期 2009.4.11
栽培状況 開花株購入
科名・属名

シソ科
プロスタンテラ属

園芸分類

常緑低木

別名

プロスタンテラ
プロスタンセラ

原産地

オーストラリア

用途

庭植え、鉢植え

花期

2〜4月

【ミントブッシュについて】

ミントブッシュは、オーストラリア原産のプロスタンテラ属の花木です。花と香りを楽しめるので次第に見かける機会が増えてきました。

ところで、ミントブッシュというのは、葉にミントの香りがすることからその名前がついていますが、ミントブッシュというのは流通名のようでして、プロスタンテラ属のものすべてをミントブッシュとは呼ばない場合もあります。

栽培したところでは、日本の気候に対する適応力が弱く、特に、梅雨から夏の高温多湿に弱いので、育てやすいとは言えません。せっかく美しく咲いた株を購入したものの、手が回らなくて夏に枯れてしまいました。でも、花が美しいので、1年ものと思えばストレスがたまりません。

【花の特徴と性質】

の花

樹高

80〜100pほどになりますが、鉢植えで育てれば、ずっと低い樹高で育てることができます。

また、もともと草丈の低い種類もあります。

花は小さく花径1pほどです。花色は紫やライラック色の品種があります。

耐寒性・耐暑性

寒さにやや弱いようですが、暖地の場合は戸外で冬を越すものもあります。高温多湿は苦手です。

学名の説明

Prostanthera・・・・・ギリシャ語の prostheke(付属物)+anthera(葯)が語源です。
※ 雄しべの付属物に由来します。

ovalifolia・・・・「長円形の葉の」、「広楕円形の葉の」

rotundifolia・・・・「円形葉の」、「丸葉の」

denticulata・・・・「細歯状の」

incana・・・・「微白色の」、「灰色の」

magnifica・・・・「壮大な」、「立派な」

【主な種類と品種】

オヴァリフォリア
P. ovalifolia

細葉ミントブッシュと呼ばれる種類で、紫色で花心が濃い色の花が咲きます。

ロツンディフォリア
P. rotundifolia

この種類もミントブッシュとして流通しています。草丈は1mほどで、春から初夏にかけて咲きます。

デンティキュラータ
P. denticulata

ほふく性のミントブッシュで、クリーピングミントブッシュとも呼ばれます。草丈は20〜30pほどで、花は紫色です。

インカナ
P. incana

早くから出回っている種類で、すみれ色の花が咲きます。

マグニフィカ
P. magnifica

プロスタンテラの中では、花が大きな種類です。苞は赤紫で、花は青紫です。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

園芸店やホームセンターなどでは、春に開花株が売られていることが多いようですので、これを買って育てます。

オーストラリア原産の花木は、日本の気候にはややなじみにくいものが少なくありませんが、ミントブッシュも高温多湿を嫌いますので、庭植えは少し厳しいと思われます。

買ってきた鉢が小さい場合が多いですが、こうした場合は、根鉢を崩さないようにして、一回り大きい鉢に植え替えます。

鉢植えの用土

水はけのよい用土を使う必要があります。赤玉土、バーク堆肥(腐葉土)、軽石砂を5:3:2程度に混ぜた用土などを使います。

ミントブッシュの花

置き場所

秋から春は日当たりのよいところに置きます。梅雨時は雨の当たらない軒下などに置いた方が安全です。

植え替え

花後が植え替えの適期です。根鉢はあまり崩さず、鉢土の表面を軽くほぐして一回り大きい鉢に植替えます。

日常の管理

耐寒性、耐暑性があり、花後に刈り込めば垣根などにも利用できます。過湿を嫌いますので、鉢植えの場合は、表土が乾いてから水やりします。

剪定

剪定は、花後に行います。伸びすぎて樹形が乱れたり、伸びすぎた枝があれば切り詰めておきます。

前年に伸びた枝に花芽が付きますので、秋以降の剪定は、最小限にとどめます。

夏の管理

暑さを嫌いますので午前中日が当たるような場所や、半日陰で風通しのよい涼しいところに置きます。

冬の管理

耐寒性はそこそこありますが、霜に当てないようにした方が無難です。軒下などに移し、水やりは控えめにします。

ふやし方

繁殖は、挿し木で増やすことができます。

肥料

生育期間中、夏場を除き、緩効性肥料を置き肥をするか液肥をときどき与えます。

病気・害虫

病虫害もほとんどありません。

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