ミツバハマゴウ Vitex trifolia

ミツバハマゴウの花
写真 'プルプレア'
撮影時期 2015.9.4
栽培状況 鉢植え
科名・属名

クマツヅラ科
ハマゴウ属

園芸分類

落葉低木

別名

特にありません

原産地

日本

用途

鉢植え、庭植え

花期

7月〜9月

【ミツバハマゴウについて】

ミツバハマゴウは、ハマゴウ(写真中)の近縁種です。セイヨウニンジンボクも同じ属ですが、セイヨウニンジンボクのように勢いよく枝が伸びることはなく、生育は比較的ゆっくりです。それでも、だんだんと枝が伸びてきましたので、剪定は欠かせません。

あまり出回ることはなく、入手する機会がなかったですが「おぎはら植物園」のカタログに'プルプレア'という品種が載っていましたので購入しました。

栽培したところでは、耐寒性が気になるころですが、庭植えで何とか冬を越しています。ただし、冬が来る前に思い切って強剪定をして、その上に袋を掛けて霜除けをしています。

【花の特徴と性質】

ハマゴウの花

樹高

樹高は2〜3mほどです。'プルプレア'は、葉の裏側が紫がかった色が特徴です。

藤色の花が咲きますが、それほど密には咲きません。

耐寒性・耐暑性

耐暑性は強いですが、耐寒性が少し弱くマイナス3度とされていますので、寒冷地の庭植えは難しく、可能なところは限られます。

学名の説明

Vitex・・・・・viere(結ぶ)から出た植物名に由来します。

trifolia・・・・・「三つ葉の」

【主な種類と品種】

販売されているのは、'プルプレア'という品種です。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

落葉樹ですので、植え付け、植え替えは、春先の新芽が出る前が適期です。大きな鉢を使えば、鉢植えでも育てられないことはありませんが、木はだんだんと大きくなりますので、できれば庭植えにしたいところです。

耐寒性が少し弱いので、苗が小さいときは鉢植えで養成してから、庭植えする方がいいのではないでしょうか。

花壇に植える場合は、苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に3割程度の堆肥を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

鉢で育てる場合は、購入した鉢より一回りか二回り大きい鉢に植えつけます。

鉢植えの用土

赤玉土とバーク堆肥(腐葉土)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

ミツバハマゴウの花

植え場所・置き場所

日当たりのよいところが適していますが、半日陰でも大丈夫です。

植え替え

鉢植えの場合は、鉢が小さいときは毎年、大きい鉢に植えているときは2年に1回を目安に植え替えをします。

鉢から抜いて、表土と根鉢の三分の一ほど土を落として、一回り大きい鉢に植え替えます。同じ大きさの鉢を使うときは、半分近く古い土を落として植え替えます。

日常の管理

鉢植えは、夏場の水やりを怠って、乾燥させすぎないよう注意します。

剪定

枝の伸びはゆっくりですし、徒長枝があまり出ませんので、植えつけてしばらくは剪定の必要ありません。ただ、庭植えでは年数がたつと木に勢いが出てきますので、大きくなりすぎたときは、落葉後に全体を強剪定をします。

冬の管理

耐寒性がそれほど強くないので、鉢植えは霜の当たらない軒下などに移します。

庭植えの場合も、無霜地域でなければ霜除けが必要です。

肥料

花壇に植えた場合は、2月に寒肥を与えます。鉢植えは、春先に緩効性の化成肥料を与えます。

病気・害虫

特にはないようです。

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