ミソハギ(禊萩) Lythrum anceps

ミソハギの花
写真 ミソハギ
撮影時期 2009.7.26
栽培状況 庭植え
科名・属名

ミソハギ科
ミソハギ属

園芸分類

耐寒性宿根草

別名

ボンバナ(盆花)

原産地

日本、朝鮮半島

用途

庭植え

花期

7〜9月

【花の印象など】

ミソハギは、非常に丈夫な宿根草で、田の畦できれいな花を咲かせているのを見かけることがあります。自生地は、湿地か水辺ですが、日当たりさえよければ、ほとんどのところでよく育ちます。花も大変美しいので、あまり手間をかけずに花を育てたい人にはおすすめの宿根草だと思います。

なお、ミソハギの名前の由来は、花穂をお清めに使う地方もあるところから、禊萩(ミソギハギ)が転じたとも言われています。

栽培したところでは、丈夫で、とても育てやすかったです。

【花の特徴と性質】

草丈

50〜100pほどになります。

夏から秋にかけて紅紫の花を穂状に咲かせます。群生するととても美しいものです。

耐寒性・耐暑性

耐寒性、耐暑性があり丈夫です。

学名の説明

Lythrum・・・・・ギリシャ語の lythron(血)が語源です。
※ 古代ギリシャのディオスコリダスがミソハギに付けた名前が属名になっています。

anceps・・・・・「二稜形の」

salicaria・・・・・「ヤナギに似た」、「ナヤギのような」

【主な種類と品種】

ミソハギ
L. anceps

日本の山野に自生し、通常、ミソハギと言えば本種のことです。

エゾミソハギ
L.salicaria

北海道原産で、ミソハギよりも大型です。ヨーロッパで栽培が多いと言われています。

【育て方と栽培のポイント】

タネ播き

通常は、春か秋に苗を購入して植えつけますが、タネを播いて育てることができます。タネはあまり見かけることはないですが、以前に「サカタのタネ」から出ていました。

4月中旬〜5月が種まきの適期ですが、関東以西の暖地の場合は9月下旬〜10月上旬に播いて育てることができます。

箱播きにして、覆土は2mmほどにします。タネが細かく、1袋にたくさん入っていますし、発芽もよいのでので、厚まきにならないよう注意します。発芽後、本葉が3〜4枚になったらポットに植え替えて苗を育てます。

植え付け

タネから育てた場合は、ポットの底に根が回ったら花壇やプランターに定植します。

花壇に植える場合は、バーク堆肥を1u当たり10Lと化成肥料を1u当たり50gほど撒いて、庭土を深さ30cmほど耕してから植えつけます。

園芸店やホームセンターなどで苗が販売されていますので、これを買って育てるのが手軽な方法です。深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3割程度の堆肥を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

ミソハギの花

株間

大株になりますので、40pほどにします。

植え場所・置き場所

日当たりがよければよく育ちますが、やや湿潤な環境を好みますので乾きすぎないところが最適です。

植え替え

3年くらいたつと株が混みあってきますので、株分けを兼ねて、春か秋に植え替えます。

日常の管理

湿ったところを好みますので、晴天が続き、乾燥気味のときは夕方灌水します。

ふやし方

植え替えるときに株分けで増やすことができます。また、5〜7月に挿し芽をすれば容易に発根します。

肥料

庭植えの場合はあまり必要ありません。

病気・害虫

特にありません。

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