マンサク Hamamelis spp.

マンサクの花
写真 マンサク
撮影時期 2008.3.2
栽培状況 庭植え
科名・属名

マンサク科
マンサク属

園芸分類

落葉大低木

別名

(特にありません)

原産地

本州、四国、九州

用途

庭植え

花期

2〜3月

【マンサクについて】

マンサクという名の由来は、早春に咲くので、「まず咲く」とうところから来ています。また、早春に枝一杯に花が咲くところから、「豊年満作」の願いを込めて付けられたともいわれています。黄色の花をよく見かけますが、園芸種の中には変わった花色の品種もあります。

トキワマンサクは常緑性ですが、マンサクは落葉性です。最近は、シナマンサクとその園芸種がよく栽培されています。

栽培したところでは、生育はかなりゆっくりしていて、大きくなるには年数を要するみたいです。

【花の特徴と性質】

マンサクの花

樹高

(主な種類と品種を参照してください。)

線状の黄色からオレンジ赤色の花をさかせます。

耐寒性・耐暑性

耐寒、耐暑性が強く、北海道南部以南であれば栽培可能といわれています。

学名の説明

Hamamelis・・・・・ギリシャ語の hama(同時)+ melis(リンゴ)が語源です。
※ 低木は、しばしば花と果実が同時に出てくることをリンネが観察して命名したとされています。

japonica・・・・・「日本の」

mollis・・・・・「柔軟毛のある」

intermedia・・・・・「中間の」、「中間にある」

【主な種類と品種】

マンサク
H. japonica

樹高5m程度になります。黄花で、花弁は細く、よじれます。長さは1pほどです。

シナマンサク
H. mollis

樹高2〜3mで、冬でも枝に葉が残るのが特徴です。マンサクよりも大きい花を咲かせます。花付きのよい‘バリダ’という品種があります。

インテルメディア
H. × intermedia

マンサクとシナマンサクの交雑種で、濃い黄色の花が咲く‘アーノルドプロミス’や赤褐色の花が咲く‘ディアン’などの品種があります。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

11〜12月頃が適当です。寒地の場合は3月頃がよいと思われます。腐植質に富んだ肥沃な土壌が適していることから、植えつけ時には、腐葉土やバーク堆肥を庭土とよく混ぜてから植えつけます。

マンサクの花

植え場所

日当たり排水のよいところに植えつけますが、半日陰でもよく育ちます。

ただし、日当たりが悪いと花付きがよくありません。

剪定

マンサクは、枝数がそれほど多くないので、あまり強い剪定は必要ありませんが、花後に樹形を乱している枝を剪定します。

また、マンサクの花芽は、今年伸びた充実した短い枝の葉の付け根(葉腋)につき、長く伸びた20〜30p以上の枝には花がほとんど咲きません。そこで、12月頃に、伸びすぎた枝の枝元の数芽を残して剪定し、短枝の発生を促します。

肥料

12月ごろに寒肥を与えます。ただし、木がある程度大きくなってきたら、それほど施肥の必要はありません。

病気・害虫

特にありません。

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