ペラルゴニウム Pelargonium grandiflorum

ペラルゴニウムの花
写真 ペラルゴニウム
撮影時期 2005.5.15
栽培状況 開花株購入
科名・属名

フウロソウ科
ペラルゴニウム属
(テンジクアオイ属)

園芸分類

半耐寒性宿根草

別名

夏咲きテンジクアオイ

原産地

南アフリカ

用途

鉢植え

花期

4〜6月

【ペラルゴニウムについて】

ペラルゴニウムは、学名でおわかりのようにゼラニウムの近縁種で、南アフリカのケープ地方原産のグランディフロルム(P. grandiflorum)が主要な交配元になっています。ゼラニウムと異なる点は、こちらは一季咲きという点です。

上手につくれば、鉢物としては大変豪華で、一見するとゼラニウムというよりもアザレアに似た美しい花を咲かせます。しかもアザレアにはない色を持っています。

ただし、2年目以降に、買ったときと同じような美しい花を咲かせようと思ったら、少し手間をかけてやる必要があります。

栽培したところでは、1年間栽培すると草姿が乱れ、株を維持するのが案外難しいので、挿し芽で株を更新しながら育てた方が無難です。

【花の特徴と性質】

ペラルゴニウムの花

草丈

30〜50p程度になります。

ゼラニウムに近い種類ですが、ゼラニウムよりもさらに派手な花を咲かせます。ただし、ゼラニウムは四季咲きですが、こちらは春から初夏までの一季咲きです。

花は一重で、花径は6〜8p程度です。白、ピンク、赤、藤色、赤紫の他に派手な色彩の複色花があります。

耐寒性・耐暑性

耐寒性は弱く、霜に当たると枯れてしまいます。

耐暑性は比較的強く、私のところでも、あまり苦労なく夏を越すことができます。

学名の説明

Pelargonium・・・・・ギリシャ語の pelargos(コウノトリ)が語源です。

grandiflorum・・・・・「大きい花の」

【主な種類と品種】

アズテック

白地に濃紅の斑が入る大変あでやかな色彩で人気があります。

エンゼルペラルゴニウム

葉と花とも小型のペラルゴニウムです。

【育て方と栽培のポイント】

ペラルゴニウムの花

植え付け

春先に花付きの株が販売されていますので、これを購入して育てます。雨に弱いので、花壇に植えて育てるのは困難ですので、鉢植えでの栽培になります。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土もしくは赤玉土とバーク堆肥(腐葉土)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

置き場所

秋から春は日当たりのよいところに置きます。

開花中は花弁が傷みますので、雨のかからないところにおきます。また、長雨にあてると根腐れの原因になりますので注意します。

植え替え

植え替えは、毎年、花後に行います。鉢から抜いて、表土と根鉢の三分の一ほど土を落として、一回り大きい鉢に植え替えます。同じ大きさの鉢を使うときは、もう少し多く古い土を落として植え替えます。

花後に植え替えができなかった場合は秋でもかまいませんが、あまり用土は落とさないようにします。

日常の管理

過湿を避け、やや乾燥気味に育てます。

花の終わった株をそのままにしておくと草姿が乱れますので、花後に伸びた枝を半分か三分の一程度に切り戻します。切った枝先は挿し芽に利用できます。

夏の管理

高温多湿が苦手ですので、半日陰の涼しいところに置きます。肥料は与えません。

冬の管理

霜に当たると傷みますが、暖地の場合は軒下で冬を越すことができます。

低温にあわないと花芽ができないので、暖かすぎる室内は避けます。

ペラルゴニウムの花

ふやし方

挿し芽で増やすことができます。先端から10p程度切り取って、バーミキュライトなどに挿すと比較的容易に発根します。

発根したものは、排水のよい用土に植え替えます。

肥料

生育期間中は、3要素が均等になった肥料を置き肥します。

病気・害虫

特にこれといったものはありません。

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