ベラドンナリリー Amaryllis belladonna

ベラドンナリリーの花
写真 ベラドンナリリー
撮影時期 2015.8.17
栽培状況 プランターで栽培
科名・属名

ヒガンバナ科
ブルンスビギア属

園芸分類

夏植え球根

別名

ブルンスビギア
ホンアママリリス

原産地

南アフリカのケープ地方

用途

庭植え、鉢植え

花期

8〜9月

【ベラドンナリリーについて】

ベラドンナリリーは、ヒガンバナ科の夏植え球根で、葉のない時に花茎が伸びて花が咲くので、ネーキッドレディーとも呼ばれています。

アマリリスは春咲きですが、ベラドンナリリーは花の少ない夏から初秋に咲きます。アマリリスほど派手ではないですが、落ち着いた色彩の花はとても魅力があります。

なお、一般に出回っているアマリリスはヒッペアストラム属のもので、本物のアマリリスは本種のことを指すようですが、ここではややこしくなりますので、ベラドンナリリーとして扱っています。

栽培したところでは、庭植えにして、しばらく(5年以上にはなります。)植えっぱなしにしていますが、毎年よく咲いてくれます。(下の写真)

鉢植えやプランターではやや咲きにくいですが、上の写真はプランターに植えてあったもので、まとまって咲いてくれました。

【花の特徴と性質】

ベラドンナリリーの花

草丈

50〜70p程度です。

葉がないときに花が咲きます。全体の感じは、やはりアマリリスに似ています。丈夫な花茎が伸びて花径8〜12pほどの花が6〜10輪咲きます。水揚げがよいので、切り花にも利用できます。

上から2枚目の写真の花は、花茎が伸びず地際で花が咲いたものです。二年続いて同じ咲き方をしましたので、ベラドンナリリーの中では少し変わっているように思います。

耐寒性・耐暑性

耐寒性がやや弱いので、寒冷地などは露地植えしたときは霜よけが必要です。ただし、私の庭に植えてある球根は寒さで傷むことはありませんので、暖地では霜よけは不要です。

学名の説明

Amaryllis・・・・・ギリシャ神話の羊飼いの名前に由来します。

belladonna・・・・・「美しい女性」

【主な種類と品種】

パーケリーアルバ

草丈50〜70pの白花です。

ローズ

    〃      ピンクの花です。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

7月中旬〜8月下旬が適期ですが、球根を手に入れたらすぐに植えつけます。

花壇に植えるときは、深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3〜4割程度の堆肥と化成肥料を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

なお、植えた年は球根が十分に根を張っていませんので花は咲きませんが、翌年には咲きはじめます。

植え付けの深さ

植え付けは、球根の頂部が深さ10cmほどにしていますが、これくらい深く植えても全く問題ありませんし、花もよく咲きます。

鉢植えの場合は、根の上部が少し出るよう浅植えします。

ベラドンナリリーの花

鉢植えの用土

赤玉土、鹿沼土、バーク堆肥(腐葉土)を4:3:3程度に混ぜた用土などを使います。

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は、日当たりと水はけの良いところに植え付けます。鉢やプランターで育てる場合も日当たりのよいところに置きます。

株間

庭植えの場合は、20〜25p程度の株間にします。鉢植えは7〜8号鉢に1球が目安です。

植え替え

庭植えの場合は、必要のない限り掘り上げずに5〜6年は植えっぱなしにします。この方が花がよく咲きます。5〜6年たって、株が混み合ってきたら分球して植え替えます。

ベラドンナリリーは、比較的よく分球しますので、球根が増えていきます。

鉢植えの場合は2年に1回、大きなプランターの場合は2〜3年ほどの頻度で植え替えをします。

いずれの場合も、時期は、分球も兼て7月頃に行いますが、掘り上げたら、なるべく早く植え付けます。

日常の管理

鉢植えの場合は、やや乾燥気味に管理し、生育期は土の表面が乾いてから水やりをします。

咲き終わった花茎は、タネをとる場合以外は、早めに切り取ります。

休眠期の管理

ベラドンナリリーは、初夏に葉が枯れたら休眠期に入ります。鉢やプランターの場合は、植え替える予定の場合も掘り上げたりはせず、7月の植え替え時まで、あまり乾燥させないよう時々水やりをします。

植え替えないときも、時々水やりをして、8月に花茎が出てくるのを待ちます。

なお、鉢やプランターに植えている場合、休眠中に雨が当たっても長雨でなければさほど問題はありません。庭植えのベラドンナリリーは、休眠期に梅雨の期間がありますが、それでも球根が腐ったりすることはありませんので、それほど神経質になる必要はありません。

ベラドンナリリーの花

冬の管理

庭植えの場合は、葉が青々としていますのでそのままにします。鉢植えの場合は、霜の当たらないところに移します。

肥料

鉢やプランターの場合は、元肥に緩効性化成肥料を与え、花後に固形肥料を1月又は2月に1回置き肥します。

庭植えの場合は、花後と秋に緩効性の化成肥料を与えますが、それほど多肥にしなくても毎年よく咲いてくれます。

病気・害虫

特にありません。

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