プルモナリア Pulmonaria officinalis

プルモナリアの花
写真 プルモナリア
撮影時期 2017.3.10
栽培状況 庭植え
科名・属名

ムラサキ科
プルモナリア属

園芸分類

宿根草

別名

(特にありません)

原産地

ヨーロッパ

用途

庭植え、鉢植え

花期

3〜4月

【プルモナリアについて】

プルモナリアは、主にヨーロッパに自生する寒さに強い宿根草です。葉に斑点が入る品種があり、花は、ブルー系が多いですが赤花もあります。

早春に咲くことと、耐寒性があり丈夫で半日陰にも向いているので利用価値がありますが、高温多湿に弱いので、暖地よりも寒い地域での栽培に適しています。

栽培したところでは、高温多湿が苦手で、風通しのよい、涼しいところでないと夏越しが難しいようです。写真の株は、十分な管理ができず、夏には枯れてしまいましたが、別の株は、夏場、日陰に置いてあったところ、夏を乗り切ることができました。

【花の特徴と性質】

プルモナリアの花

草丈

上にはあまり伸びず、25〜30p程度です。年数がたつほどに大株になります。ただし、暖地では大株に育てるのは、難しいように思われます。

小さな花ですが、淡桃〜青色に変化します。

耐寒性・耐暑性

耐寒性は強いですが、高温多湿が苦手です。

学名の説明

Pulmonaria・・・・・ラテン語の pulmoa(肺)が語源です。中世以降に、胸の咳や疾患を治療するために使用されたことによるとされています。

officinalis・・・・・「薬用の」、「薬効のある」

【主な種類と品種】

ブルーエンサイン

葉に斑は入りませんが、多花性で濃いブルーの花が咲きます。

ルイスパルマー

葉に斑点が入り、濃紫青色の花が咲きます。(写真中)

ラズベリースプラッシュ

葉に斑点が入り、濃赤色の花が咲きます。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

庭植えもできますが、高温多湿に弱いことから、関東以西の暖地で育てる場合は季節に応じて移動ができる鉢やプランターでの栽培に向いています

園芸店やホームセンターなどでは、2月の終わりから3月初めごろにポットに植えられた開花株が出回りますが、植え付けは、秋でも春でもかまいません。ポット苗の場合は、購入したら早めに植えつけます。

花壇に植えるときは、深さ20〜30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3〜4割程度のバーク堆肥(腐葉土)を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

プルモナリアの花

鉢植えの用土

水はけのよい用土を使います。鹿沼土、赤玉土、軽石砂、バーク堆肥(腐葉土)を3:3:2:2程度に混ぜた用土などが適しています。

植え場所・置き場所

庭植えは、落葉樹の下など、夏は半日陰もしくは明るい日陰になるようなところに植え付けます。西日が当たるところは避けるようにします。

鉢やプランターで育てる場合は、秋から春までは日当たりのよいところに置きます。

植え替え

鉢やプランターで育てている場合は、根詰まりして来たら花後もしくは9〜10月ごろに植え替えをします。

日常の管理

鉢植えの場合、過湿を嫌いますが、乾燥させすぎると株が弱りますので注意します。

夏の管理

鉢やプランターは、5月〜9月の間は、風通しのよい半日陰もしくは明るい日陰に移します。

冬の管理

耐寒性が強く戸外で冬を越します。鉢植えの場合は、水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら晴れた日の午前中に水やりをします。

肥料

植え付け時に緩効性の肥料を与えます。後は、3〜4月に液肥を2週間に1回程度与えます。

病気・害虫

ウドンコ病が発生することがあります。この病気に弱い草花や野菜に薬剤散布をする場合に、一緒に掛けておきます。

ページのトップに戻ります。このページのトップに戻ります。一覧へ戻ります。一覧に戻ります。