フロックス・ピロサ Phlox pilosa

フロックス・ピロサの花
写真 ’ムーディブルー’
撮影時期 2014.4.14
栽培状況 鉢植え
科名・属名

ハナシノブ科
フロックス属

園芸分類

耐寒性宿根草

別名

特にありません。

原産地

北アメリカ

用途

庭植え、鉢植え

花期

4〜5月

【フロックス・ピロサについて】

宿根性のフロックスといえば、一般的にはフロックス・パニキュラータあるいはフロックス・マキュラータを指しますが、ここで取り上げているのは、フロックス・ピロサです。見かけることは少ないですが、「おぎはら植物園」のカタログで見つけました。

フロックス・パニキュラータよりも同じフロックス属のツルハナシノブのように這性のフロックスです。ツルハナシノブと比較すると、茎が細長く、葉も細長いところが異なっています。

栽培したところでは、花が咲いた後で、ウドンコ病が発生して、大きなダメージを受けてしまいました。早めの対応ができなかったことが悔やまれます。

【花の特徴と性質】

草丈

草丈は30cm程度で、上には伸びず横に広がります。

花径は3cmほどで花の色は、淡いブルーとピンクの品種があります。

耐寒性・耐暑性

耐寒性は強く、耐暑性もありますが、どちらかといえば、やや涼しいところを好みます。

学名の説明

Phlox・・・・・ギリシャ語の phlogos(炎)が語源です。

pilosa・・・・・「有毛の」、「軟毛のある」

【主な種類と品種】

一般にはピンク系が多いようですが、ムーディブルーという品種は、淡いブルーに中心に赤紫の目が入る魅力的な花色です。花色は開花後、次第に下の写真のように色が薄くなっていきます。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

庭植えもできますが、草丈が低いので鉢やプランターで育てるのにも向いています。園芸店やホームセンターなどには出てきませんので、種苗会社のカタログなどで購入します。植えつけは春、秋どちらでも可能です。

花壇に植えるときは、深さ20〜30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3割程度のバーク堆肥を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土もしくは赤玉土とバーク堆肥(腐葉土)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

株間

フロックス・ピロサの花

20〜25pほどの株間を取って植え込みます。

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよい場所に植えつけます。暖地の場合は、午後は日陰になるようなところが最適です。

鉢やプランターに植えた場合は、秋から春は日当たりのよいところで育てますが、夏場は半日陰に置きます。

植え替え

花壇に植えた場合は、3〜4年位すると株が込みあってきますので、株分けを兼ねて植え替えます。

小さな鉢やプランターに植えた場合は毎年、やや大きめの場合は2年に1回を目安に植え替えをします。

日常の管理

茎が15cmほどに伸びたときに摘芯をすると、まとまった草姿になります。

花が一通り終わったら、切り戻しをして株が蒸れるのを防ぎます。

冬の管理

耐寒性が強く戸外で冬を越しますので、霜除け等の必要はありません。鉢やプランターに植えている場合は、水やりは少なくしますが、乾燥させすぎないようにします。

肥料

花壇に植える場合は、春先の芽が出るころに緩効性の肥料を与えます。

鉢やプランターに植える場合は、植えつけ時に緩効性肥料を与え、後は、4〜6月と9〜10月に液肥を2週間に1回程度与えます。

病気・害虫

ウドンコ病が発生しやすいので注意します。手遅れになると回復不能に陥ります。

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