フリチラリア Fritillaria

フリチラリアの花
写真 フリチラリア・ミハイロフスキー
撮影時期 2011.3.26
栽培状況 鉢植え
科名・属名

ユリ科
バイモ属

園芸分類

秋植え球根

別名

フリティラリア

原産地

ヨーロッパ、西アジア

用途

庭植え、鉢植え

花期

3〜4月

【フリチラリアについて】

フリチラリアの中では、豪華な花の咲くインペリアリスがおなじみですが、そのほかのメレアグリスやミハイロフスキーなどもなかなか個性的で魅力があります。

ただし、高温多湿に弱いことから、どちらかと言うと暖地での栽培にはあまり向いていないと言えます。ただし、よい球根を植えつければ、十分に花を楽しむことができます。

栽培したところでは、ミハイロフスキーを植えてみましたが、花はよく咲いてくれました。ただし、球根の肥大はよくなく、暖地では、一年物と割り切ったほうがよいのかもしれません。

【花の特徴と性質】

フリチラリアの花

草丈

(主な種類と品種を参照してください。) 

(詳細は、主な種類と品種を参照してください。) 

耐寒性・耐暑性

寒さには強いですが、高温多湿を苦手とします。

学名の説明

Fritillaria・・・・・ fritillus(サイコロを入れる筒)に由来します。

meleagris・・・・・ギリシャ神話の英雄メレアグロスに由来します。なお、ほろほろ鳥の学名は、Numida meleagrisといいます。

michailovskyi・・・・・(※ 不詳)

persica・・・・・「ペルシャの」

【主な種類と品種】

フリチラリアの仲間を紹介します。

メレアグリス
F. meleagris

草丈20〜30pほどの矮性種で、花は釣鐘状をしています。花色は紫紅色や赤紫色、白などがあります。(写真:中)

ミハイロフスキー
F. michailovskyi

小型のフリチラリアで、花の色が独特です。

ペルシカ
F. persica

最近見かけるようになった品種で、長く伸びた花茎に黒に近い紫色のベル状花をたくさんつけます。(写真:下)

【育て方と栽培のポイント】

ここでは、メレアグリスやミハイロフスキーなど小型のフリチラリアの栽培について記載しています。

植え付け

10月頃が植え付けの適期ですが、フリチラリアの球根は乾燥を嫌いますので、秋に入手したときは早めに植え付けます。小型のフリチラリアは、鉢やプランターで育てるのに向いています。

植え付けの深さ

球根の上に5pほど土がかぶる程度の深さに植え付けます。

フリチラリアの花

鉢植えの用土

水はけのよい用土に植え付けます。赤玉土、軽石砂、バーク堆肥(腐葉土)を4:3:3程度に混ぜた用土などが一例です。

植え場所・置き場所

庭植えの場合は、日当たりと水はけのよいところで栽培します。

鉢植えは、開花までは日当たりのよいところでかまいませんが、花後は、風通しのよい半日陰に移します。

株間

庭植えの場合は、10pほどにします。鉢植えは6号鉢に4〜5球が目安です。

日常の管理

生育中は土が乾いたらたっぷりと水やりをします。開花後は、茎を残して、花首の部分から取り除きます。

休眠期の管理

暖地の場合、庭植えで植えっぱなしにしておくと球根が腐ってしまうことが多く、葉が黄色くなったら掘り上げます。乾燥しないようバーミキュライトなどの中に入れて雨の当たらない涼しいところで保管します。

肥料

緩効性肥料を置き肥します。また、鉢植えは、芽が出てきたら液肥を月に2回程度与えます。

病気・害虫

アブラムシがつくことがありますが、その他は特にはないようです。

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