プリムラ・ポリアンサ Primula polyantha

プリムラ・ポリアンサの花
写真 プリムラ・ポリアンサ
撮影時期 2006.3.4
栽培状況 鉢植え
科名・属名

サクラソウ科
サクラソウ属

園芸分類

半耐寒性宿根草

別名

クリンザクラ

原産地

(園芸交雑種)

用途

鉢植え

花期

12〜4月

【プリムラ・ポリアンサについて】

プリムラ・ポリアンサは、サクラソウ属の園芸交雑種で、冬、窓辺に飾って手軽に楽しめるものとして、とてもすばらしいものです。寒さに強い、明るい色がすばらしい、花期が非常に長い、そのうえ値段も手頃ときていますので、言うことなしです。

暑さに強くて夏を越せば最高でしょうが、暖地では、難しいと言えます。

よく似た花にプリムラ・ジュリアンがあります。ポリアンサは花茎が長く伸びて花が咲きますが、ジュリアンは株元で花が咲くところに違いがあります。ただし、最近は、いろいろな品種が出てきて、見分けがつきにくくなっています。

【花の特徴と性質】

プリムラ・ポリアンサの花

プリムラポリアンサは原種ではなく、プリムラ・ベリスとプリムラ・ブルガリスとの交配種といわれています。

また、この花によく似たプリムラ・ジュリアンは、ポリアンサと極矮性種のジュリエとの交配種で、ポリアンサより一回り小ぶりで、こちらも大変人気があります。

草丈

マラコイデスやオブコニカと異なり、葉が地面から直に叢生しています。

高さは10〜15p程度で草丈が低く、鉢やプランターで育てるのに最適です。

花径は5〜7p程度で、いずれの花も、非常に明るい色彩をしています。また、花色は、まことに多彩で、黒以外はほとんどあるといわれるほど豊富です。

耐寒性・耐暑性

耐寒性は比較的ありますが、夏の暑さに弱く暖地では夏を越すのが困難です。

学名の説明

Primula・・・・・ primus(最初の)の縮小形

polyantha・・・・・ギリシャ語の poly(多い)+ anthus(花)が語源です。

【主な種類と品種】

いろいろな系統のものがありますが、園芸店では花色別に売られています。最近では、豪華な八重咲きの品種も出てきて、一層にぎやかになってきました。

中の写真は、ファンシーレースという品種です。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

タネから育てることもできますが、少し手間がかかりますので、通常は11月頃から花の咲いた苗が出回りますので、これを買ってきて植え込みます。

プリムラ・ポリアンサの花

園芸店やホームセンターなどでは、ポット苗出売られていることが多いので、この場合は、早めに大きめの鉢やプランターなどに植え替えます。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土もしくは赤玉土とバーク堆肥(腐葉土)を2対1程度に混ぜたものを使います。

丈夫ですし、暖地では、初夏になるころには花も終わりますし夏越しも難しいので、それほど神経質になる必要はありません。

置き場所

日当たりを好みますので、直射日光の当たらない場所に置くとよい花は望めません。

日常の管理

花を長く楽しむため、花がらをそのままにせず、こまめに取り除いてやります。

また、育てていると下葉が少し枯れてきますので、こうした葉は、早めに取り除いて株をきれいに保ちます。

冬の管理

プリムラ・ポリアンサは、耐寒性が比較的強く、暖地では霜の当たらない軒下や玄関先であれば大丈夫です。

プリムラ・ポリアンサの花

ただし、購入した株は暖かい場所に置かれていることもありますので、開花株をいきなり寒いところに置くと傷むことがあります。寒さに慣らしてからいくようにします。

肥料

植えつけ時に緩効性の肥料を鉢土に混ぜて植えつけ、花期が長いので、後は、週に1回ほど液肥を与えます。

長く咲かせるには、肥料を切らさないようにすることが大切です。

病気・害虫

特にありません。

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