フクシア Fuchsia hybrida

フクシアの花
写真 フクシア
撮影時期 2002.4.28
撮影場所 「松江フォーゲルパーク」にて
科名・属名

アカバナ科
フクシア属

園芸分類

非耐寒性常緑中〜低木

別名

ツリウキソウ

原産地

中南米、西インド諸島

用途

鉢植え

花期

5〜7月

【フクシアについて】

フクシアは、中南米などに100種を超える原種があり、中には3〜4mになるものがあるようです。現在栽培されている品種は、その中から園芸用に価値のあるものを選抜、交配されて生まれたもので、たくさんの品種が知られています。主要な原種は、マゲラニカ(F. magellanica)、トリフィラ(triphylla)などです。

イヤリングに例えられるように、かわいらしい花が垂れ下がって咲きます。花数が多いので、大株につくるととても豪華です。

栽培したところでは、夏の高温多湿に弱く、耐寒性も弱いので、なかなか思うようにはいきませんが、原種のトリフィラは、暑さに比較的強く、なんとか夏を越しています。

【花の特徴と性質】

フクシアの花

樹高

原地では、高さが3〜4mになるものがあります。

枝先の葉から長い花柄を伸ばして垂れ下がり、下向きに咲きます。

外弁と内弁の色が異なる色合いが好まれています。

耐寒性・耐暑性

熱帯地方原産ながら、夏の高温多湿を嫌います。

そのくせ寒さにも弱いという少し気むずかしい性質を持っています。

学名の説明

Fuchsia・・・・・16世紀のドイツの植物学者 Leonard Fuchs の名前に因みます。

hybrida・・・・・「雑種の」

【主な種類と品種】

主にヨーロッパで品種改良がなされ、園芸品種は2000種を超えると言われています。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

春になると、園芸店に苗が出回るようになりますので、これを買って育てます。タネから育てることもできますが、あまり一般的ではありません。

耐寒性、耐暑性が弱いので鉢での栽培になります。購入した鉢が小さく根詰まりをしているときは、根鉢を崩さないようにして一回り大きい鉢に植え付けます。通常の植え替えは、春まで待ちます。

鉢植えの用土

水はけがよい用土を使います。赤玉土、バーク堆肥(腐葉土)、軽石砂(パーライト)を6:3:1程度に混ぜた用土などが一例です

置き場所

夏場を除いて、日当たりのよいところに置きます。

フクシアの花

植え替え

植え替えは、2年に1回を目安に行います。時期は、3月下旬〜4月上旬ごろで、古い用土を半分近く落として、一回り大きい鉢に植え付けます。

日常の管理

花期の1ヶ月前までに4〜5節ごとに摘芯を繰り返すと、脇芽が出て花がにぎやかに咲きます。

過湿を嫌うので、水やりは控えめとし、表面が乾いたら、たっぷりと与えます。

夏の管理

フクシアは、夏の高温多湿を嫌いますので、花後、夏が来るまでに切り戻しをしておきます。置き場所は、直射日光の当たらない涼しいところにします。

水やりはやや控えめにして、肥料は必要ありません。

冬の管理

冬は5度以上必要としますので、霜の降りる前に室内に取り込みます。葉が落ちますが枯れてしまったわけではないので、時々軽く水やりをします。

ふやし方

挿し木で殖やすことができます。3月頃に、2〜3芽をつけて枝先を切り取り、バーミキュライトに挿します。9月頃でもかまいません。

肥料

植えつけ時に緩効性化成肥料を与えます。また、生育期間中は2週間に1回液肥を与えます。

病気・害虫

アブラムシとスリップスがつきやすいので駆除します。

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