ヒガンバナ(彼岸花) Lycoris radiata

ヒガンバナの花
写真 ヒガンバナ
撮影時期 2006.9.24
撮影状況 庭植え
科名・属名

ヒガンバナ科
ヒガンバナ属

園芸分類

夏植え球根

別名

マンジュシャゲ、
リコリス・ラジアータ

原産地

中国揚子江付近

用途

庭植え

花期

9月

【ヒガンバナについて】

ヒガンバナは、子どもの頃(はるか昔になりますが)、あちこちの土手やあぜ道に群生していました。そのころと比較するとずいぶん減ったとはいえ、まだ、私の住んでいる野市町周辺ではよく見かます。

ヒガンバナは、身近で本当に美しい花ですが、なぜか昔から、不吉な花として、庭に植えてはいけないとか、生け花や茶花等では使ってはいけないと言われてきました。よくはわかりませんが、彼岸のころに真っ赤な花が咲くことや、球根にアルカロイドと呼ばれる毒があることなどが原因なのかもわかりません。

しかし、西洋人にはリコリスの仲間として、とても好まれていますし、21世紀にもなって古いい因習にとらわれることは愚かなことではないでしょうか。

【花の特徴と性質】

ヒガンバナの花

草丈

40〜60pほどです。

ヒガンバナは赤色と決まっていますが、白花ヒガンバナもよく栽培されています。

耐寒性・耐暑性

耐寒性、耐暑性がありとても丈夫です。

学名の説明

Lycoris・・・・・ギリシャ神話の海の女神リコリス(Lycoris)に由来しています。

radiata・・・・・「放射状の」

【主な種類と品種】

白花ヒガンバナ(写真中)というのは、ヒガンバナとショウキラン(リコリス・オーレア)の雑種です。ややピンクの混じったものからクリーム黄色の花まで色に幅があります。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

7月頃が植えつけの適期です。球根を手に入れら早めに植え付けます。庭植えの方が植えっぱなしで手間がかからず、栽培には適していますが、鉢やプランターでも育てられます。

庭に植える場合、土質は特に選びません。植え場所には堆肥を入れて、庭土とよく混ぜて植えつけます。

鉢植えの用土は、赤玉土とバーク堆肥を2対1にしたものを使っていますが、問題なく育っています。バーク堆肥の代わりに腐葉土でも勿論かまいません。

植え付けの深さ

覆土は、庭植えの場合は5〜10pほどに、鉢植えの場合は球根の頭と用土が同じ高さになる程度の浅植えとします。

植え替え

庭植えの場合は、数年は植えっぱなしにできます。むしろ、そうした方が、花数が年々増えて美しく咲いてくれます。

鉢植えの場合は、小さい鉢の場合は毎年、プランターなどは2〜3年に1回を目安に植え替えます。

植え替えするときは、葉が枯れてから球根を掘り上げ、すぐに植えつけます。

ヒガンバナの花

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は、水はけがよく日当りのよいところに植えつけますが、半日陰程度でも、特に、問題はありません。

鉢植えも、日当たりよいところで育てますが、夏は、半日陰程度になるところが最適です。

株間

花壇に植える場合は、10p程度を目安にします。

鉢植えの場合は、6号鉢に4〜5球を目安にします。

日常の管理

花が終わったら、早めに花茎を切り取っておきます。

また、休眠期に入ると地上部がなくなりますので、目印をしておかないと、植えた場所を忘れて必要のない時に掘り返すことになりかねませんので注意します。

冬の管理

耐寒性が強いので、霜除け等は特に必要ありません。

休眠期の管理

6月になると地上部が枯れて休眠期に入りますが、鉢やプランターで育てている場合は、カラカラにしないでときどき軽く水やりします。

ふやし方

植え替えの時に分球して増やします。

肥料

花壇に植えたときは、特段肥料をやらなくても、毎年よく咲いてくれます。必要なら、花後に肥料を与えます。

鉢植えの場合は、植えつけ、植え替え時に緩効性の肥料を与え、後は、花後に追肥をします。

病気・害虫

特にありません。

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