ヒベルティア Hibbertia spp.

ヒベルティアの花
写真 ヒベルティア・ヴェスティタ
撮影時期 2005.5.29
栽培状況 鉢植え
科名・属名

ディリニア科
ヒベルティア属

園芸分類

常緑低木

別名

(特にありません)

原産地

オーストラリア

用途

鉢植え

花期

3〜4月

【ヒベルティアについて】

ヒベルティアは、さわやかな黄色の花が魅力的な花木です。オーストラリア原産で、高温多湿に弱く、耐寒性も弱いので、やや育てにくいところが残念です。

横に広がるコンパクトな樹形ですので、花がないときもなかなかよいものです。

栽培したところでは、梅雨の多湿や夏の高温多湿に弱く、いつの間にかなくなってしまいました。乾燥気味に育てることが大切のようです。

【花の特徴と性質】

ヒベルティアの花

樹高

一般に流通しているのは、つる性低木で葉がとても小さく、樹高はせいぜい20pほどでしょうか。ただし、品種によっては30〜70p程度になるものもあるようです。

黄色のさわやかな花が咲きます。花径3〜4p程度です。

耐寒性・耐暑性

耐寒性は弱いので、露地栽培は困難です。

また、高温多湿にも弱いので、夏は涼しいところで管理する必要があります。

学名の説明

Hibbertia・・・・・19世紀イギリスの商人、政治家でアマチュアの植物学者 George Hibbert に因みます。

pedunculata・・・・・「花柄のある」、「花梗のある」

stellaris・・・・・「星の」

vestita・・・・・「軟毛で覆われた」、「被包のある」

scandens・・・・・「はい上がる」、「よじ登る」

【主な種類と品種】

ペドゥンキュラータ
H. pedunculata

最も普及している種類で、黄色の爽やかな色合いの花が咲きます。(写真中)

ステラリス
H. stellaris

針のように立ち性の細い葉にオレンジ色の花が咲きます。

ヴェスティタ
H. vestita

ほふく性のヒベルティアで小さい葉を付けた枝の先に黄色い花がたくさん咲きます。

スカンデンス
H. scandens

大型のヒベルティアで、花色は黄色です。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

通常、春に花の咲いた株が販売されていますので、これを買って育てます。日本の気候には適しているとは言えませんので、環境に応じて移動できる鉢での栽培になります。

購入した株の鉢が小さくて根詰まり気味の時は、一回り大きい鉢に植え替えます。

ヒベルティアの花

鉢植えの用土

水はけのよい用土を使います。赤玉土、バーク堆肥(腐葉土)、パーライトを5:3:2程度に混ぜた用土などが一例です。

植え場所・置き場所

秋から春は日当たりのよいところに置きますが、冬は室内に、また、梅雨時は雨の当たらないところに移します。

植え替え

4月頃に植え替えをします。

日常の管理

枝が伸びて草姿が乱れてきたら、切り戻します。

夏の管理

高温多湿に弱いので、夏場は風通しの良い所において管理します。特に、関東以西の暖地の場合は、明るい日陰〜半日陰の涼しいところに置きます。それでも、枯れてしまうことがあります。

冬の管理

耐寒性が弱いので、冬は、室内に取り込みます。水やりは控えめにします。

肥料

元肥として緩効性化成肥料を与えます。また、春と秋には、1か月に2〜3回程度の割合で、液肥を与えます。

病気・害虫

特にはないようです。

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