ヒメノボタン Heterocentron elegans

ヒメノボタンの花
写真 ヒメノボタン
撮影時期 2016.5.27
栽培状況 鉢植え

ノボタン科
ヘテロセントロン属

園芸分類

半耐寒性つる性宿根草

別名

(特にありません)

原産地

メキシコ

用途

鉢植え

花期

5〜6月

【ヒメノボタンについて】

この花は、ヒメノボタンという名前で流通していますが、これは、いわば園芸上の俗称で、この名前を持つ植物が別にあります。それは、クサノボタンあるいは、ササバノボタンという別名を持つヒメノボタン属(オスベッキア属)の宿根草(Osbeckia chinensis)で、絶滅危惧U類に指定されています。

ただし、ここで取り上げている本種はヒメノボタンという名前が一般的で、他に適当な名前もありませんので、とりあえず、この名前を使っています。

きれいな赤紫の花をたくさん付けます。吊り鉢として利用することもできます。

栽培したところでは、乾燥しすぎると、とても弱りましたので水切れさせないようする必要があります。

【花の特徴と性質】

草丈

這い性ですので、上に伸びず、横に広がります。

花径3pほどの赤紫の花が咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐暑性は強いですが、耐寒性はありません。

学名の説明

Heterocentron・・・・・ギリシャ語の heteros(異なる、他の)+ kentron(刺)が語源です。

elegans・・・・・「優美な」

【主な種類と品種】

品種名はなく、ヒメノボタンとして出回っています。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

春に売られていることが多いので、買ってきたら大きめの鉢やプランターに植え替えます。吊り鉢にして楽しむこともできます。なお、開花株の場合は、あまり根鉢を崩さないようにして植え付けます。

耐寒性が弱いので、通常は鉢植えで育てますが、4月下旬ごろから10月中は花壇に植えて育てることもできます。花壇に植えるときは、バーク堆肥などを庭土とよく混ぜてから植えつけます。

ヒメノボタンの花

鉢植えの用土

赤玉土とバーク堆肥を2対1程度の割合で混ぜた用土に植えていますが、よく育っています。勿論、バーク堆肥の代わりに腐葉土でもかまいません。

置き場所

日当たり、半日陰いずれの場所でもよく育ちます。夏の強光を嫌うので夏は半日陰で管理します。

植え替え

よく根が張りますので、株分けを兼て、毎年植え替えます。時期は、花後が適当です。

日常の管理

生育期間中に水切れさせるとと非常に弱りますので、鉢植えの場合は水やりを忘れないようにします。特に、ヒメノボタンは枝がよく張って地表がまったく見えなくなりますので、乾燥しすぎに注意します。

伸びすぎた枝は、秋になったら切り戻しをします。

冬の管理

花壇に植えた場合は、11月になったら切り戻しをして鉢やプランターに取り込みます。

耐寒性が弱いので、寒さが厳しくなる前に室内に取り込みます。水やりは控えめにして、やや乾燥気味に管理します。

ふやし方

株分けが最も簡単な方法です。挿し木で増やすこともできます。

肥料

植え付け時に緩効性肥料を与えます。後は、成育期間中に2週間に1回程度液肥を与えます。

病気・害虫

特にはありません。

ページのトップに戻ります。このページのトップに戻ります。一覧へ戻ります。一覧に戻ります。