バイモユリ(貝母百合) Fritillaria verticillata

バイモユリの花
写真 バイモユリ
撮影時期 2010.2.13
栽培状況 鉢植え
科名・属名

ユリ科
バイモ属

園芸分類

秋植え球根

別名

アミガサユリ

原産地

中国

用途

庭植え、鉢植え

花期

3〜4月

【バイモユリについて】

バイモユリは、フリチラリアの仲間で、こちらは中国原産です。他のフリチラリアと同様、花がうつむき加減に咲きます。褐色の網目が花弁に入るところからアミガサユリ(網笠百合)の別名がついています。

比較的耐暑性があり、充実した球根を植え付ければ暖地でも容易に花を楽しむことができます。

栽培したところでは、鉢植えで、栽培したところ寒いうちから茎が伸びて2月になって咲き始めました。

【花の特徴と性質】

草丈

30cmぐらいになります。

一つの球根から2つ茎が伸びてきて、一つの茎に2〜4個の花が咲きます。花色は外側が淡いクリーム色で、内側は赤紫色の編目状の模様が入っています。

花はうつむき加減に咲き、平開しません。花径は3〜4センチほどです。

耐寒性・耐暑性

耐暑性が比較的あり、フリチラリア属の中では育てやすい球根です。

学名の説明

Fritillaria・・・・・ fritillus(サイコロを入れる筒)芽語源です。

verticillata・・・・・「輪生の」、「輪生葉を持つ」

【主な種類と品種】

小型のフリチラリアの仲間には、おなじみのクロユリがありますが、耐暑性が弱く、暖地での栽培には向いていません。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

植え付けの時期は、9月下旬〜10月中旬ごろが適期です。花壇に植えても、鉢植えにしても楽しむことができます。

花壇に植えるときは、バーク堆肥や腐葉土を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

鉢植えの用土

市販されている球根用の培養土でもかまいません。赤玉土、鹿沼土、バーク堆肥を等量に混ぜたものに植えましたが、特に問題なく育ちました。

バイモユリの花

植え付けの深さ

花壇に植える場合は5cm、鉢植えの場合は3cmほど球根の上に土がかかる程度に植えつけます。

株間

花壇に植える場合は10〜15pほど、6号鉢で5球程度が目安です。

植え場所・置き場所

花壇に植えるときは、夏は日陰になる落葉樹の下などが最適です。午前中に2〜3時間日の当たる場所に地植えしたこともありますが、問題なく育ちました。

鉢植えの場合は、風通しがよく、西日の当たらない半日陰になる場所に置きます。

植え替え

花壇に植えた場合は、毎年掘り上げて植え替えます。鉢植えの場合は、2年に1回を目安に植え替えをします。

時期は、他方が新芽が動き出す前の9月中旬ごろが適当です。

日常の管理

過湿にすると球根が腐る原因になりますので、鉢土の表面が乾いてから水やりをします。

花後は早く花を取って、葉が黄色くなってきたら掘り上げます。

冬の管理

花壇に植えた場合、暖地ではそのままで冬を越しますが、寒さの厳しいところは、軽く霜除けをすます。

鉢植えの場合は、日当たりのよい軒下などに置いて育てます。

休眠期の管理

7月になると休眠期に入ります。花壇に植えた場合は植えっぱなしにせず、毎年掘り上げます。

鉢植えの場合は、鉢に植えたまま、涼しい場所に置いて夏越しさせることができます。

掘り上げた球根は、水洗いして日陰で乾燥させます。乾いたらネットの袋などに入れて、秋の植え付け時まで冷涼な場所で保管しておきます。

ふやし方

分球して増やすことができます。

肥料

多肥は避けた方が無難です。花壇に植えた場合は、花後に化成肥料を少し株元に与えます。

鉢植えの場合は、植えつけ時に緩効性の化成肥料を与え、地上部がある間は薄めの液肥を月に2〜3回与えます。

病気・害虫

特にはないようです。

ページのトップに戻ります。このページのトップに戻ります。一覧へ戻ります。一覧に戻ります。