ハナキリン Euphorbia milii

ハナキリンの花
写真 ハナキリン
撮影時期 2007.3.11
栽培状況 鉢植え
科名・属名

トウダイグサ科
ユーフォルビア属

園芸分類

低木状多肉植物

別名

(特にありません)

原産地

マダガスカル島

用途

鉢植え

花期

4〜10月

【ハナキリンについて】

ハナキリンは、マダガスカル島原産の低木又は低木状多肉植物です。その名前は、サボテンのモクキリンに似ているところからきています。

以前の品種は小輪で、花つきもそれほどよくありませんでしたが、花色も豊富になり、大輪で見違えるばかりに美しい品種が出回っています。

栽培したところでは、耐寒性は強くありませんが、乾燥に強く、あまり手間をかけずに育てることができます。ただし、過湿にすると根腐れしやすいので、その点注意が必要です。

【花の特徴と性質】

ハナキリンの花

樹高

ミニタイプは20pほどですが、一般的には40〜50p程度で管理します。

花径2〜3pで、花色は赤、黄、桃、白などがあります。

ただし、丸い花のように見えるのは苞で、本当の花は中心部にあります。

耐寒性・耐暑性

耐暑性は強いですが、耐寒性は弱く、冬は室内で管理します。

学名の説明

Euphorbia・・・・・・ローマ時代の医師 Euphorbus に因みます。

milii・・・・・モーリシャスの知事だった M. le baron Milius に因みます。

【主な種類と品種】

国華園のカタログに載っていた品種を紹介します。

ムーンキッス

黄色の美しい大輪種です。

はなこ

赤花の大輪種です。

なな

白にピンクの覆輪が入る大輪種です。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

通常、春に花の咲いた株を買って育てますが、種苗会社のカタログで手に入れることもできます。

過湿に弱く、耐寒性もありませんので、鉢での栽培になります。

鉢植えの用土

園芸店などで売られているサボテン用の培養土のほか、水はけのよい用土を使い、鉢底にゴロ土を入れて植えつけます。

置き場所

日当たりを好みますので、よく日の当たるところに置きます。夏場は、1日中日の当たるところより、半日陰に移します。

また、過湿に弱いので、雨の当たらないところで育てます。

ハナキリンの花

植え替え

2年に1回、植え替えをします。時期は、十分に暖かくなった4月中旬〜5月に行います。

日常の管理

乾燥には非常に強いですが、その反面、過湿を嫌いますので、過湿にならないよう水やりに注意します。

冬の管理

10度以上が確保できれば別ですが、通常は、冬場は葉が落ちますので水やりは一層控えるようにします。

ただし、水やりを止めて休眠させる必要はありません。

耐寒性が弱いですが、葉が落ちるものの、暖地では、霜の当たらない軒下や玄関先でも冬を越せます。その他の地域では、室内に置けば安心です。

ふやし方

繁殖は挿し木ができます。枝を切ると乳白色の樹液が出ますので、この樹液を洗い流して、日陰に置いて切り口が乾いてから赤玉土や鹿沼土に挿します。

トゲが鋭いのと、樹液に触れるとかぶれることがありますので注意します。

肥料

生育期間中に緩効性肥料を置き肥をするか液肥を与えます。多肥にすると根腐れを起こす場合がありますので、量は控えめにします。

病気・害虫

特にないようです。

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