ハマナス Rosa rugosa

ハマナスの花
写真 ハマナス
撮影時期 2000.5.14
撮影場所 野市町にて
科名・属名

バラ科
バラ属

園芸分類

落葉広葉低木

別名

ハマナシ

原産地

本州の茨城県、鳥取県以北の海岸部

用途

庭植え

花期

5月

【ハマナスについて】

ハマナスは、枝の先端に咲く濃桃色5弁の花が美しい野生のバラで、主に海岸の砂地に自生しています。

潮かをる北の浜辺の砂山のかの浜薔薇(ハマナス)よ今年も咲けるや  石川啄木

これは、函館市の大森浜の海岸の砂山の蔭に咲くハマナスの花に寄せて、函館追慕の情を歌ったものと言われていますが、このようにハマナスは、北海道に多いようです。

ところで、ハマナスの名の由来は、秋に熟する赤い果実をナシに例えた「浜梨」からきています。これが、東北地方でなまってハマナスになったといわれています。

【花の特徴と性質】

樹高

樹高は高さ1〜1.5mほどです。本州の太平洋側では茨城県まで、日本海側では島根県まで分布しています。

花は、花茎の先に1〜3個つけます。花径7〜10pほどで、美しい桃紅色の花です。白花もあります。

花には強い芳香があり、かっては天然香料に使われたようです。

耐寒性・耐暑性

耐寒性は強いですが、耐暑性がやや弱いようです。

学名の説明

Rosa・・・・・バラのラテン名 rosa に由来します。

rugosa・・・・・「しわの多い」、「しわのよった」

【主な種類と品種】

変種に白花ハマナスやヤエハマナスがあります。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

11月〜2月頃株分けした苗を植えつけます。

苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に三分の一程度のバーク堆肥(腐葉土)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

ハマナスの花

植え場所

日当たりが悪いと花付きが悪くなるので、日当たりのよいところを選びます。

剪定

あまり大きく伸びないので、剪定はあまり必要ありません。ただし、数年に一度は、古くなった枝を地際で切り戻しをして、枝の更新をはかります。

時期は、落葉期の1〜2月頃が適期です。トゲに注意して行います。

ふやし方

株分けや挿し木によって増やすことができます。

また、タネを播いて育てることができますが、開花まで年数がかかります。

肥料

2月〜3月頃と花後に緩効性の化成肥料を株元に施します。

病気・害虫

アブラムシがつくことがあります。

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