ハナスベリヒユ Portulaca oleracea

ハナスベリヒユの花
写真 ハナスベリヒユ
撮影時期 2007.7.28
栽培状況 庭植え
科名・属名

スベリヒユ科
スベリヒユ属

園芸分類

非耐寒性宿根草

別名

ポーチュラカ

原産地

南アメリカ

用途

庭植え、鉢植え

花期

5月〜10月

【ハナスベリヒユについて】

ハナスベリヒユはマツバボタンの近縁種で、花の美しさでは一歩譲るかもしれませんが、こちらの方が生育旺盛で、花も長く咲いてくれます。色を取り混ぜて群植すると、長い期間美しい花壇を演出してくれます。

しかも、ハナスベリヒユほど挿し芽が簡単にできるものはないので、一株からすぐに必要な数の苗を簡単につくることができるという長所をもっています。

栽培したところでは、とても丈夫で、夏の花壇には最適なもののひとつと言えます。

【花の特徴と性質】

ハナスベリヒユの花

非常に丈夫で、花付きがよいため、花壇に植えても、鉢に植えても重宝します。

草丈

上には伸びず、地面を這うように横に広がります。

白、ピンク、赤、橙、赤紫などの花色があり、花に輝きを感じます。

花径は2〜3pですが、大変花付きがよいので見映えがします。花は日が当たると開花し、1日で終わってしまいますが次々と花が咲くため、いつもにぎやかです。

八重咲きもありますが、個人的には一重がこの花にはあっているように思いますが、どうでしょうか。

耐寒性・耐暑性

暑さには強いですが、寒さに弱く冬を越すことができません。

学名の説明

Portulaca・・・・・ラテン語の portura(小さい入口)が語源です。
※ タネが熟すと、上部がゲートのように開くことに由来します。

oleracea・・・・・「料理に用いられる」、「食べられる」

【主な種類と品種】

園芸店では、色別に売られていて名前は付いていませんが、大輪系と八重咲きがあります。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

4〜5月ごろになると、園芸店やホームセンターなどでポット苗が販売されるようになりますので、通常は、色別に何株か買ってきて植えつけます。

花壇に植える場合は、堆肥をバーク堆肥(腐葉土)を1u当たり5L〜10L入れて、庭土とをよく混ぜてから植え付けます。水はけが気になる場合は、少し高畝にします。

ハナスベリヒユの花

プランターに植える場合は、這性で横に広がりますので丸い大きめのものが適しています。

鉢植えの用土

用土は水はけのよいことが大切で、市販の草花用培養土に川砂を2割程度混ぜるか、もしくは赤玉土、バーク堆肥(腐葉土)、川砂を5:3:2程度に混ぜたものなどを使います。

大変丈夫なので、それほど神経質になることはありません。

植え場所・置き場所

日が当たらないと開花しないので、花壇に植えるときは、必ず日当たりのよい場所に植えます。特に、午後になると花が閉じてきますので、午前中に日の当たるところに植え付けます。

また、過湿を非常に嫌いますので、水はけのよいことも絶対的な条件です。

鉢やプランターに植えた場合も日当たりのよいところで育てます。

株間

株が大きくなりますので、25〜30p程度の間隔をとります。

日常の管理

鉢やプランターは、過湿にならないように注意します。できれば、長雨が続きそうなときは雨のかからないところに取り込むと安心です。

茎が伸びすぎた場合は、切り戻しをすると株が密になり花付きがよくなります。

ハナスベリヒユの花

ふやし方

挿し芽が非常に簡単ですので、鉢植えに使った用土などに挿し芽すればすぐ発根します。発根した後の成長力が強く、すぐに花を付けるようになります。

肥料

成長力が強く、花壇に植えた場合は、やせ地以外は無肥料で十分に咲いてくれます。

鉢やプランターの場合は、植えつけ時に緩効性肥料を与え、後は、液肥を月2〜3回与えます。

病気・害虫

特にありませんが、高温過湿が続くと、根腐れする株が出てきます。

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