ハゴロモジャスミン Jasminum polyanthum

ハゴロモジャスミンの花
写真 ハゴロモジャスミン
撮影時期 2002.4.19
撮影場所 田野町にて
科名・属名

モクセイ科
ジャスミナム属

園芸分類

常緑つる性低木

別名

ジャスミナム

原産地

中国雲南省

用途

庭植え、鉢植え

花期

4月

【ハゴロモジャスミンについて】

ハゴロモジャスミンは、ジャスミナム属の中でも花が株を覆うように咲いて大変美しく、また、比較的耐寒性もありますので、よく植えられています。

以前に勤務していた安芸郡田野町の町道横の空き地にハゴロモジャスミンのとても大きな株があって、この花が咲くと周りにすばらしい香りを漂わせていました。写真もそのとき写したもので、あふれるばかりによく咲いていました。

この花が咲く時期は、丁度、連休の前で、この花を見ると余計うれしくなったものです。

ところで、一般にジャスミンと呼ばれるのはモクセイ科ジャスミナム属のものを指し、いずれも香りのよい花が咲きます。ハゴロモジャスミンの他に、ペルシャソケイ(Jasminum officinale)マツリカJasminum sambac)などがあります

ジャスミンという名前がついていても、カロライナジャスミンマダガスカルジャスミンは、モクセイ科ジャスミナム属の植物ではありません。

栽培したところでは、マイナス3度という日がありましたが、庭植えのハゴロモジャスミンは、枝先が少し傷んだだけで葉が落ちることもなく、耐寒性は比較的強いと思われます。

【花の特徴と性質】

ハゴロモジャスミンの花

樹高

つる性で、よく伸びますので行灯仕立てなどに向いています。

暖地では露地で越冬できるので、オベリスクやフェンスなどに仕立てるとたいへん豪華です。

花径1pほどの白い花をたくさんつけるので、開花時はたいへんきれいです。

また、甘い香りも本当にすばらしいものです。

耐寒性・耐暑性

比較的耐寒性が強く、暖地では、露地で越冬できます。

学名の説明

Jasminum・・・・・アラビア語のysmynをラテン語化したものです。

polyanthum・・・・・ギリシャ語の poly(多い)+ anthum(花の)

【主な種類と品種】

種類としては、白花の品種以外はないようです。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

開花株が鉢植えで売られていることが多く、これを買って植えつけることが多いので、一般には5月頃の植え付けになります。苗が手に入れば4月でも、9〜10月でもかまいません。

庭植えの場合は、植え穴に腐葉土か完熟堆肥を入れて庭土とよく混ぜ、鉢土を少しくずして植えつけます。植え付け後は、オベリスクやネットに誘引します。塀の内側に植えて、伸びてきた枝を外に垂らすこともできます。

鉢植えの場合は、アンドン仕立てが一般的です。市販の培養土に植え付け、支柱をします。園芸店などで売られている株は鉢が小さいので、大きめの鉢に植えた方がその後の生育が良くなります。

植え替え

ハゴロモジャスミンは生長が早いので、植え替えは、毎年、花後に行います。この際、剪定も合わせて行います。

ハゴロモジャスミンの花

植え場所・置き場所

日当たり、排水のよいところであればよく育ちます。鉢植えも、日当たりのよいところで育てます。

剪定

秋に花芽ができますので、花後から夏のうちに剪定を済ませます。

枝の伸びがよいので、伸びすぎたと思って秋に剪定をして花芽まで切ってしまうと、花が見れないことがあります。

冬の管理

鉢植えは、霜の当たらない軒下などに移して、水やりは控えめにします。

肥料

鉢植えは、2月ごろと花後に固形肥料を置き肥します。庭植えの場合は、あまり肥料を与えなくてもよく育ちます。

病気・害虫

特にありません。

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