ハエマンサス|育て方と花の写真|365花撰|栽培の手引集

ハエマンサス Haemanthus spp.

ハエマンサスの花
写真 ハエマンサス・ムルティフローラ
撮影時期 2003.6.18
栽培状況 鉢植え
科名・属名

ヒガンバナ科
ハエマンサス属

園芸分類

夏(春)植え球根

別名

センコウハナビ

原産地

南アフリカ
熱帯アフリカ

用途

鉢植え

花期
6〜7月

【ハエマンサスについて】

ハエマンサスは、熱帯アフリカから南アフリカに自生する宿根草で、夏に休眠する白花のマユハケオモトのほか、冬に休眠する種類があります。

冬に休眠する種類は、写真のムルティフローラ以外はなかなか球根が出回りませんが、ムルティフローラは、打ち上げ花火のようなという表現がピッタリくるような魅力のある花です。

栽培したところでは、信頼できるところからよい球根を入手して鉢植えにすると栽培は難しくありません。

【花の特徴と性質】

草丈

草丈は20〜50pほどです。

(主な種類と品種を参照してください。)

耐寒性・耐暑性

耐寒性はありません。

学名の説明

Haemanthus・・・・・ギリシャ語の haem(血、赤)+ anthus(・・・の花)が語源です。

multiflorus・・・・・「多花の」

coccineus・・・・・「深紅色の」

magnificus・・・・・「壮大な」、「壮麗な

【主な種類と品種】

ムルティフローラ
H. multiflorus

草丈は40pほどになります。6月下旬に咲きますが、葉が出てくるのがたいへん遅く、葉が少し伸び出した頃に花が咲きます。冬に休眠するタイプです。

ひとつの花は花径5pほどの赤花で、5弁の花ですが花弁が糸のように細長く、その花がたくさん集まって径15〜18pほどの球形になるので花火のように見え大変豪華です。

コクシネウス
H. coccineus

アカバナマユハケオモトとも呼ばれるますが、その名とおり赤花で、夏に休眠するタイプです。

マグニフィクス
H. magnificus

春咲きの赤花です。

【育て方と栽培のポイント】

ここでは、冬に休眠するタイプの>ムルティフローラを中心に説明しています。夏に休眠するタイプはマユハケオモトを参照してください。

植え付け

園芸店で見かけることがありませんので、種苗会社から購入して育てます。カタログでは春号に出ていますので、通常は、4月ごろに鉢に植えつけます。耐寒性が弱いので鉢での栽培になります。

鉢植えの用土

水はけのよいことが条件で、赤玉土、バーク堆肥(腐葉土)、パーライト(軽石砂)を6:3:1程度に混ぜた用土などを使います。

植え付けの深さ

深植えは避け、球根が見えるか見えないくらいの浅植えにします。

株間

5〜6号鉢に1球が目安です。

ハエマンサスの花

置き場所

日当たりのよいところで育てますが、強光線を嫌いますので、夏は半日陰に置きます。

植え替え

植え替えは、暖かくなってくる4月ごろに行います。

日常の管理

乾燥気味の育てることが大切で、過湿にすると失敗します。

また、春植え球根の多くは球根の肥培管理が不十分だと翌年花が咲きませんが、ハエマンサスも同様ですので、翌年も開花させるためには、花後の管理を怠らないようにします。

冬の管理

寒くなって来ると休眠期に入ります。葉が黄色くなり始めたら掘り上げて、暖かい室内で保管します。

鉢に植えたまま、春まで暖かいところで保管してもかまいません。水やりはしません。

肥料

植え付け時に緩効性の化成肥料を与え、後は、生育期間中に液肥を月に1〜2回程度与えます。

病気・害虫

ナメクジに注意します。

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