ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉) Brunfelsia australis

ニオイバンマツリの花
写真 ニオイバンマツリ
撮影時期 2002.4.18
撮影場所 田野町にて
科名・属名

ナス科
ブルンフェルシア属

園芸分類

常緑低木

別名

ブルンフェルシア

原産地

中米〜南米、西インド諸島

用途

庭植え、鉢植え

花期

4〜6月

【ニオイバンマツリについて】

ニオイバンマツリは、ブラジル南部からアルゼンチン原産の常緑低木です。花の色が紫〜淡紫〜白色に変化していきますので、2色の花が咲いているように見えます。ジャスミンに似た芳香を持つところから、この名前が付いています。

なお、バンマツリ(B. uniflora)は、ベネズエラ、ブラジルの原産で、樹高はずっと低いようですが、現物は、まだ見たことはありません。おそらく、流通していないのではないかと思われます。

栽培したところでは、野市町でも霜は降りますが、強い霜でなければ大丈夫で、寒さで枯れることはありません。

【花の特徴と性質】

樹高

3mほどになります。写真は露地植のものですが、1.5mほどの高さになっていました。

花径は2〜3pほどの花ですが、花付きがよく株を覆うように咲きます。ニオイバンマツリは、花の変化により、2色の花が咲いているように見えます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性はあまり強くありませんが、暖地では露地での栽培が可能です。

学名の説明

Brunfelsia・・・・・『本草写生図譜』を出版したことで知られるドイツのオットー・ブルンフェルスへの献名です。

australis・・・・・「南の」、「南方系の」

【主な種類と品種】

オオバンマツリは、葉も花もニオイバンマツリより大型の品種です。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

4〜5月頃が植えつけの適期です。通常春に園芸店で売られていますので、これを買って育てます。木が比較的大きくなりますので暖かい地域は庭植えに向いていますが、ある程度までなら鉢植えで育てられないことはありません。

花壇に植える場合は、苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に3割程度の堆肥と有機質肥料を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

鉢で育てる場合は、購入した鉢より一回りか二回り大きい鉢に植えつけます。

鉢植えの用土

赤玉土とバーク堆肥(腐葉土)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は、日当たりと水はけの良いところに植え付けます。鉢で育てる場合も日当たりのよいところに置きます。

植え替え

鉢植えの場合は、根が良く伸びますので、鉢が小さいときは毎年、大きい鉢に植えているときは2年に1回を目安に植え替えをします。

鉢から抜いて、表土と根鉢の三分の一ほど土を落として、一回り大きい鉢に植え替えます。同じ大きさの鉢を使うときは、半分近く古い土を落として植え替えます。

ニオイバンマツリの花

剪定

時期は花後に行います。伸びすぎた枝を切り詰めたり、混みあった枝を切り取って樹形を整えます。

日常の管理

生育期間中は水切れを起こさないよう注意します。

冬の管理

暖地の場合は庭植えができますが、幼木の時は鉢植えにするか、霜除けをしてやると安心です。

鉢に植えた場合は、霜の当たらない軒下などに移し、水やりは控えめにします。暖地以外のところは、冬は室内に取り込んだ方が安全です。

ふやし方

挿し木で増やすことができます。6月〜7月ごろに新芽の先を7〜8cmほど切ってバーミキュライトなどに挿します。

肥料

花壇に植えた場合は、それほど肥料は必要ありません。

鉢植えは、植え付け、植え替え時に緩効性肥料を与え、追肥として4〜10月の間、2か月に1回程度固形肥料を置き肥します。

病気・害虫

特にはありません。

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