ネコノヒゲ Orthosiphon aristatu

ネコノヒゲの花
写真 ネコノヒゲ
撮影時期 2009.10.18
栽培状況 庭植え
科名・属名

シソ科
オルトシフォン属

園芸分類

非耐寒性宿根草

別名

オルソシホン
クミスクチン

原産地

インド、マレーシア

用途

鉢植え

花期

6月

【ネコノヒゲについて】

ネコノヒゲとは、おもしろいネーミングですが、本来は薬草です。葉にオルソシフォニンを含み、単独でまたは他の生薬と配合して広く使われているようです。

花の形が面白いので、ガーデニングの素材として好まれ、園芸店などでよく見かけます。耐寒性がないので一年草として扱われることが多いようです。この属では、ラビアツスO. labiatus )も見かけるようになりました。

栽培したところでは、丈夫な宿根草で、長い間花を楽しむことができますが、寒さに弱く、野市町周辺でも植えっぱなしにはできません。

【花の特徴と性質】

ネコノヒゲの花

草丈

50〜60cm程度になります。

「ネコノヒゲ」の名前の由来は長くのびる雄しべと雌しべがネコのひげを連想させることから来ているようです。

花は、下の方から順次咲き上がっていきます。花色は、白が一般的ですが、薄紫もあります。

耐寒性・耐暑性

本来は宿根草ですが、寒さに弱いので、冬は室内に取り込む必要があります。

学名の説明

Orthosiphon・・・・・ギリシャ語の ortho(真っすぐ)+ siphon(管)が語源です。

aristatu・・・・・「芒のある」、「芒形の」
※ 「芒(のぎ)」とは、イネ科の植物の穂にある針のような突起のことですが、「ネコノヒゲ」の花にも芒があるように見えます。

【主な種類と品種】

白花の品種が一般的でしたが、淡紫色の品種を見かけることがあります。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

春に、園芸店に苗が出回りますので、通常はこの苗を買って育てます。耐寒性がないので鉢で育てますが、一年草と割り切れば庭植えにしてもかまいません。

庭に植えるときは、酸性土壌を嫌いますので、あらかじめ苦土石灰を撒いて耕しておきます。深さ30cmほどの植え穴を掘って、バーク堆肥(腐葉土)を入れ庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。植えた後は、タップリと水やりをしておきます。

鉢植えの用土

鉢やプランターに植える場合は、市販の草花用培養土、若しくは赤玉土とバーク堆肥(腐葉土)を2対1程度に混ぜてた用土に植え付けます。

ネコノヒゲの花

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。

鉢やプランターに植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。

植え替え

冬を越した株は、4月になったら株分けを兼ねて植え替えをします。

ネコノヒゲは生育が旺盛なので、古い用土を半分程度落として新しい用土に植え替えます。

日常の管理

乾燥を嫌いますので、鉢植えは水切れを起こさないようにします。特に夏場は、水やりを忘れないようにします。

庭に植えた場合も、夏場に晴天が続いたときなどは水やりをします。

冬の管理

耐寒性がないので、花壇に植えたものは冬には枯れてしまいます。

鉢植えの株を冬越しさせたいときは、寒くなってきたら切り戻しをして、室内に移します。水やりを控え、春まで育てますが、冬越しさせるためには10度以上確保する必要があります。

肥料

生育が旺盛なので植えつけ時に緩効性の肥料を与えます。鉢植えは、生育期間中、月に3回程度液肥を与えます。

病気・害虫

特にはありません。

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