ニコチアナ Nicotiana alata

ニコチアナの花
写真 ニコチアナ ' ドミノ '
撮影時期 2009.6.20
栽培状況 春播き後、プランターで栽培
科名・属名

ナス科
タバコ属(ニコチアナ属)

園芸分類

春播き一年草

別名

ハナタバコ

原産地

南アメリカ

用途

鉢植え、庭植え

花期

5〜7月

【ニコチアナについて】

ニコチアナは、別名をハナタバコと言いますが、タバコの専売制度が廃止されたことにより出回るようになりました。昔は私の住んでいる野市町周辺もかなりの農家が葉タバコを栽培していましたが、親がしばらくの間栽培していたこともあり、この花を見ると昔のタバコ畑の景観を思い出します。

今では野市町周辺でもタバコ農家が激減したため、タバコ畑を見る機会もほとんどありません。

葉タバコの花はピンクだったと記憶していますが、園芸種はずいぶんとカラフルになっています。

栽培したところでは、発芽さえすれば、育苗は難しくありませんでした。後は、過湿に気をつければ、星型の花がにぎやかに咲いてくれます。

【花の特徴と性質】

ニコチアナの花

草丈

葉タバコは背丈ほどに伸びますが、園芸品種としては30p前後の矮性種がよくつくられています。

花径は4〜5pほどで、星形の可愛い花が咲きます。また、長い花筒に特徴があります。

花色は白、ピンク、赤、紫などがあります。

耐寒性・耐暑性

耐寒性はありません。

学名の説明

Nicotiana・・・・・フランスの学者、外交官の J.Nicot への献名です。

alata・・・・・「翼のある」、「翼状部のある」

【主な種類と品種】

ドミノミックス

花径5pの大輪で、草丈30〜40cmどの矮性種です。暑さに強い、つくりやすい品種です。

サラトガ混合

草丈25〜30pほどの矮性で、花径は2pほどです。

パヒューム ディープブルー

草丈40〜50pほどで、濃いパープルの花が咲きます。(写真:下から2枚目)なお、上から2枚目がパヒュームブルーという品種です。

【育て方と栽培のポイント】

タネ播き

発芽適温が25度前後なので早播きは避け、八重桜が散り始める頃が播き時です。タネが小さいので、細かい用土を入れた育苗箱かピートバンなどに蒔き、覆土はしません。

発芽後、本葉が2〜3枚のころにポットや小鉢に植え替えて育を育てます。

植え付け

本葉が5〜6枚になったころに、花壇やプランターなどに定植します。やや酸性土壌を好むので、苦土石灰を撒く必要はありません。

ニコチアナの花

花壇に植えつける時は、バーク堆肥(腐葉土)を1u当たり5〜10Lほど入れて庭土とよく混ぜて植え付けます。

鉢やプランターに植えたい人は、春に苗が園芸店などに出てきますので、これを買って植え付けると簡単です。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土、あるいは赤玉土とバーク堆肥(腐葉土)を2対1程度に混ぜた用土などを使います。

株間

花壇に植えるときは20〜25cmほどにします。60cmのプランターの場合は、3〜4株が目安です。

植え場所・置き場所

日当たりと水はけのよいところを選びます。多湿を嫌いますので、花壇に植えるときは、少し高うねにしてうえつけるようにします。

鉢やプランターに植えた場合は、雨のかからないところに置くと花が雨で傷まずよい結果が得られます。

日常の管理

高温多湿に弱いので、鉢やプランターで育てる場合は長雨に当てないよう、また、水のやりすぎに注意します。

花壇で育てると、雨で花が傷みやすいので、傷んだ花はこまめに取るようにします。花後に切り戻すと、再度花を楽しめます。

肥料

ニコチアナの花

花壇に植えるときは、植えつけ時に化成肥料を1u当たり50gほど施して、堆肥と一緒に土とよく混ぜて植え付けます。後は、月に1回ほど追肥をします。

鉢やプランターは、植えつけ時に緩効性の肥料を入れるとともに、追肥として1週間に1回程度液肥を与えます。

病気・害虫

アブラムシは、ウイルス病を伝染させるのでに注意します。

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