ディケロステンマ Dichelostemma

ディケロステンマの花
写真 ディケロステンマ・イダマイア
撮影時期 2007.5.19
栽培状況 庭植え
科名・属名

ヒガンバナ科
ディケロステンマ属

園芸分類

秋植え球根

別名

ワイルドヒヤシンス

原産地

北アメリカ北西部

用途

庭植え、鉢植え

花期

5月

【ディケロステンマについて】

ディケロステンマは、北アメリカ北西部が原産のヒガンバナ科の秋植え球根です。あまり一般的ではないですが、花の形がユニークです。

写真のイダマイアは、1球につき長さ40〜50pほどの長い花茎が3本程度伸びて花をつけますが、花の形がいささか変わっています。

栽培したところでは、栽培は特に難しいことはなく、よく咲いてくれます。

【花の特徴と性質】

ディケロステンマの花

草丈

茎が伸びませんので10pほどでしょうか。

地際から長い花茎が伸びて、その先に写真のような細長い花が20輪ほど咲きます。

ピンクダイヤモンドの花は、外側は桃色で、先が少し開きますが、その部分は白くなっています。

耐寒性・耐暑性

耐寒性は強く、露地植えできます。ただし、寒冷地は霜よけが必要のようです。

学名の説明

Dichelostemma・・・・・ギリシャ語の dichelo(分趾歪)+ stemma(冠)が語源です。

ida-maia・・・・・発見者の娘の名前 Ida May をラテン語化したもの

congestum・・・・・「集積した」、「密集した」

【主な種類と品種】

ビンクダイヤモンド
‘Pink Diamond'

ディケロステンマでは、最もよく見かける品種で、イダマイアの交雑種とも言われています。(写真下)

イダマイア
D. ida-maia

赤花の品種です。

コンゲスタム
D. congestum

藤色の花が密集して咲きます。(写真中)

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

10月が植えつけの適期です。鉢やプランターに植えても、花壇に植えても楽しめます。

花壇に植えるときは、深さ20〜30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の三分の一程度のバーク堆肥(腐葉土)と有機石灰を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

鉢植えの用土

鉢やプランターに植える場合は、市販の園芸用培養土もしくは赤玉土とバーク堆肥(腐葉土)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

ディケロステンマの花

植え付けの深さ

花壇に植える場合は5cm、鉢やプランターに植える場合は3pほどにします。

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は、日当たりと水はけの良いところに植え付けます。

鉢やプランターで育てる場合も日当たりのよいところに置きます。

株間

花壇に植える場合は12〜15pほどが標準です。鉢植えは5号鉢に3球程度が目安です。

植え替え

花壇に植えた場合も鉢やプランターに植えた場合も、毎年、植え替えます。

日常の管理

コンゲスタムは、開花時に花茎が垂れてきますので支柱をしてやります。

花が終わったら、早めに花茎を切り取っておきます。

冬の管理

耐寒性がありますので、暖地では花壇に植えても霜除け等は必要ありません。ただし、寒冷地は霜除けをしたほうが安全です。

鉢やプランターに植えた場合は、霜の当たらない軒下などに移し、水やりは控えめにします。

休眠期の管理

葉が黄色くなって来たら球根を掘り上げます。掘り上げた球根は、水洗いして日陰で乾燥させます。球根が乾いたら分球しているものは球根を分けて、ネットの袋などに入れて植えつけ時まで保管しておきます。

保管場所は、雨の当たらない日陰の風通しのよいところにします。

鉢やプランターに植えた場合は、掘り上げずに、植えたまま雨の当たらないところで秋まで保管しても差し支えありません。

肥料

元肥として緩効性の化成肥料を施し、花後に固形肥料を置き肥します。

病気・害虫

特にはありません。

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