ツキヌキニンドウ Lonicera sempervirens

ツキヌキニンドウの花
写真 ツキヌキニンドウ
撮影時期 2002.4.27
撮影場所 とっとり花回廊にて
科名・属名

スイカズラ科
スイカズラ属

半常緑つる性低木

(特にありません)

北米

庭植え

5〜6月

【ツキヌキニンドウについて】

ツキヌキニンドウはスイカズラ属(ロニセラ属)の仲間で、漢字で書くと「突抜忍冬」となります。スイカズラ(Lonicera japonica)は東北地方以南の山野に自生しているのに対して、こちらは北米原産で、日本には、明治時代に入ってきています。学名の種小名のとおり、常緑で冬にも葉を落としません。

なお、 ハニーサックル(Lonicera periclymenum )には甘い香りがありますが、ツキヌキニンドウには香りがありません。

蛇足ですが、ツキヌキニンドウの「ツキヌキ」は、葉が楕円形になっており、その中から花梗が突き抜けたように見えるところからきています。また、ニンドウ(忍冬)とは、冬でも落葉しないスイカズラのことです。

【花の特徴と性質】

草丈

つる性で、よく伸びます。常緑ですが、寒さの厳しいところでは冬に落葉します。葉が楕円形の特徴ある形をしています。

筒状の花を咲かせます。ちょうど球根のキルタンサスによく似ています。赤色の花を花をよく見かけますが橙色もあります。

耐寒性・耐暑性

耐寒性、耐暑性ともつよく、育てやすい植物です。

学名の説明

Lonicera・・・・・16世紀のドイツの植物採取家 A.Lonitzer への献名

sempervirens・・・・・「常緑の」

【主な種類と品種】

ロニセラ、ハニーサックルは、こちらをご覧ください。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

ツルがよく伸びますので、庭植えにしてアーチやフェンスに絡ませて栽培しますが、大型の鉢を使えば、アンドン仕立てにして栽培できます。

植え付けは、3〜4月ごろが適期ですが、ポットや鉢に植えられている場合は、秋に植えても差し支えはありません。

庭に植える場合は、苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に3割程度のバーク堆肥(腐葉土)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

鉢植えで育てる場合は、アンドン仕立てにして、だんだんと鉢を大きくしていきます。

鉢植えの用土

丈夫ですので、さほど用土は選びませんが、赤玉土、鹿沼土、バーク堆肥(腐葉土)を4:3:3程度に混ぜたものなどを使います。

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。

鉢に植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。ただし、夏場は、半日陰に置いて鉢が乾きすぎるのを防ぐようにします。

植え替え

鉢植えの場合は、鉢が小さいときは毎年、大きめの鉢やプランターに植えているときは2年に1回を目安に植え替えをします。

鉢から抜いて、表土と根鉢の三分の一ほど土を落として、一回り大きい鉢に植え替えます。同じ大きさの鉢を使うときは、株分けをするか、もう少し古い土を落として植え替えます。

日常の管理

ツルが伸びるにしたがって、枝を誘引をしていきます。

剪定

混みあった枝や不要な枝を切り詰めます。

冬の管理

耐寒性がありますので、鉢植えも戸外で冬を越します。

ふやし方

挿し木でふやします。7月ごろに鹿沼土などに挿します。

肥料

春先と花時に緩効性の化成肥料を施します。鉢植えの場合は、生育期の春と秋に2週間に1回程度液体肥料を施します。

病気・害虫

特にありません。

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