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トウツバキ(唐椿) Camellia raticulata

トウツバキの花
写真 トウツバキ 'コーネリアン'
撮影時期 2016.3.8
栽培状況 庭植え
科名・属名

ツバキ科
ツバキ属

常緑広葉低木〜高木

カメリア

中国

庭植え、鉢植え

10月〜4月

【花の印象など】

トウツバキは中国の雲南省が原産地で、主にアメリカなどで品種改良された品種群を指します。日本のツバキと比較すると花が大きく非常に豪華な感じがします。

何本かトウツバキを植えていますが、普及している品種は耐寒性、耐暑性とも強く、栽培は容易で、庭植えで毎年よく花が咲きます。

【花の特徴と性質】
トウツバキの花

樹高

品種によっては相当大きくなりますが、庭植えにして10年以上たった園芸種は3mを越えていません。

剪定により2m程度で管理できる品種が結構あると思います。

日本のツバキと比較すると、枝数が少なく、樹形のまとまりがない点が挙げられます。

ツバキの中では、その豪華さで右に出るものはありません。花径は15pを越える品種もめずらしくありません。

ただし、花色は白色や絞りの品種は珍しく、絞りの花は写真の「コーネリアン」1種のみだったと記憶しています。花形も牡丹咲きで、千重咲きなどはありません。

耐寒性・耐暑性

品種にもよりますが、園芸種は耐寒性、耐暑性とも強く、高知では露地栽培が可能です。

【主な種類と品種】

アメリカやイギリスで品種改良され、たくさんの品種があります。以前は、通信販売などでもけっこう見かけましたが、最近はバラなどに押されてあまりみなくなりました。

しかし、常緑で、花が大変豪華なので、もっと栽培されてもよいと思います。なお、中の品種は、「モウタンチャ」です。

【育て方と栽培のポイント】

栽培は、日本のツバキとあまり変わるところがありません。

トウツバキの花

植え付け

植え付けは、暖地では春、秋どちらでも可能ですが、寒地では春に植え込みます。暖地では、私の経験では、春よりも秋に植えつけた方が結果がよいと思います。

植え場所

寒さには強いですが、できれば北風の当たらないところに植えると、春先に花が傷まなくてすみます。

また、水はけのよくないところに植えると十分な生育は望めません。半日陰のところでも十分に花を付けます。むしろ強い西日の当たらないところが植え付け後の生育がよいと思います。

植える場所には、堆肥や腐葉土を十分に入れ、やや高植えにします。

日常の管理

日本のツバキと違って枝数が少なく、樹形が乱れますので、花後に剪定します。挿し木は困難で、一般には接ぎ木で繁殖しています。

肥料

植え付け時に、腐葉土か堆肥を多く入れておくと、後の生育がよいようです。やせ地でない限り、化成肥料などはあまり与えなくても十分生育します。

病気・害虫

病気は特にありませんが、チャドクガが発生して、葉を食いあらすことがありますので見つけ次第駆除します。そのままにしておくと葉が食い尽くされることがあります。

また、ルビーロウムシがつきやすい品種があります。

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