チューリップ Tulipa spp.

チューリップの花
写真 チューリップ
撮影時期 2004.3.28
撮影場所 明石海峡公園にて
科名・属名

ユリ科
チューリップ属

秋植え球根

(特にありません)

トルコ

庭植え、鉢植え

4月〜5月

【チューリップについて】

チューリップは、秋植え球根の中では文句なく最も人気があります。公園の花壇などでチューリップが満開になっている様は、本当に素晴らしいものです。

惜しむらくは、開花期間が比較的短いことですが、これは欲張りすぎなのかもしれません。

ところで、チューリップ属には、おおよそ100〜150種ほどの野生種があるとされていますが、園芸上利用されている主要なものは20種ほどだと言われています。

栽培したところでは、種苗会社などから購入した球根を植えつけると、失敗なく美しい花が咲きます。ただし、球根を掘り上げて秋に植えたとしても、ウイルス病にかかったり、球根の肥大が悪かったりして、期待したようには咲いてくれません。残念ながら、暖地では、1年限りとあきらめ、毎年、新しい球根を買った方が得策のようです。

【花の特徴と性質】

チューリップの花

草丈

系統により30〜60pほどになります。

種類も多く、色も多彩ですので、どれを植えたらよいか選択に困るぐらいですが、やはり、4月になって咲く中性種が人気があるようです。

色を取り混ぜるより、同一品種をまとめて植えた方が見栄えがします。

耐寒性・耐暑性

耐寒性は強く、全国で栽培できます。

学名の説明

Tulipa・・・・・ tulipan(頭巾)に由来します。

【主な種類と品種】

たくさんの品種がありますので、気に入った品種を選ぶことができますが、最近は2色咲きやレンブラント咲きなどに人気があるようです。また、園芸種の他に原種のチューリップも販売されています。

【育て方と栽培のポイント】

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は、日当たりと水はけの良いところに植え付けます。鉢やプランターで育てる場合も日当たりのよいところに置きます。

植え付け

チューリップの花

植えつけの適期は、10月上旬〜11中旬です。

酸性土壌を嫌いますので、花壇に植える場合は、植えつけの苦土石灰を1u当たり100gほど撒いて庭土に混ぜておきます。

1週間ほどしたら、バーク堆肥(腐葉土)を1u当たり10Lほど入れて、化成肥料も加えて、庭土を深さ30cmほど耕してから植えつけます。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土もしくは赤玉土とバーク堆肥(腐葉土)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

植え付けの深さ

花壇に植える場合は、球根の高さの3倍ぐらいの土がかかる深さにします。鉢植えは、2〜3cmほどの深さに植えつけます。

株間

球根の間隔は球根と球根の間に3個入る程度が標準ですが、暖地の場合は、同じ球根は使えませんので、密植すると花時は素晴らしいものになります。

植え替え

残念ながら、暖地ではモザイク病に罹ってしまうので、見かけはきれいでも来年の花は期待できませんので、毎年更新します。ただし、原種やダーウィン・ハイブリッド系は比較的この病気に強いと言われています。

日常の管理

チューリップは植え付けをしてから、地上に芽が出てくるまで長くかかります。通常、3月ごろにならないと芽が出てきませんので、鉢やプランターに植えた場合は、水やりを忘れたりしないようにします。

冬の管理

耐寒性が強く戸外で冬を越しますので、霜除け等の必要はありません。なお、チューリップの開花には、一定期間寒さに当てる必要があります。

鉢やプランターに植えている場合は、水やりは少なくしますが、乾かしすぎないよう注意します。

休眠期の管理

5月ごろには葉が枯れてきて休眠期に入りますので、植え替えを予定しているときは、葉が枯れてきたら球根を掘り上げます。

チューリップの花

掘り上げた球根は、水洗いし、ベンレート1000倍液に30分ぐらい漬けてから日陰で乾燥させます。

球根が乾いたら、分球しているものは球根を分けてネットの袋などに入れて、秋の植え付け時まで保管しておきます。

保管場所は、雨の当たらない日陰の風通しのよいところにします。

ふやし方

寒冷地などでは、分球して増やすことができます。

肥料

植えつけ時に緩効性の化成肥料を与えます。

病気・害虫

病害虫としては、アブラムシがつくことがありますので、生育が阻害されないよう、また、ウイルス病を防ぐためにも早めに駆除します。

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