タマリスク・テトランドラ Tamarix tetrandra

タマリスクの花
写真 タマリスク・テトランドラ
撮影時期 2014.4.15
栽培状況 庭植え
科名・属名

ギョリュウ科
ギョリュウ属

園芸分類

落葉小高木

別名

ヨーロッパギョリュウ

原産地

バルカン半島、西アジア

用途

庭植え

花期

4月

【タマリスクについて】

タマリスクは、ギョリュウ属のことですが、本来、単にギョリュウと言えば中国産のタマリスク・シネンシスを指します。単にタマリスクという場合は、ヨーロッパ産のタマリスク・テトランドラを指す場合が多いようですが、明確なものではありません。ヨーロッパギョリュウとも呼ばれます。

なお、最近は、花がピンクのラモシッシマTamarix ramosissima )の‘ピンクカスケード’がよく出回っていて、ギョリュウと呼ばれることがあります。こちらは、その年に伸びた新枝に花が咲きます。

テトランドラの葉は針葉状で、花は長い枝の先にたくさん咲いて美しく、なかなか魅力があります。前年に伸びた枝に咲く旧枝咲きで、ギョリュウよりは早く4月には開花します。

栽培したところでは、暑さ寒さに強く、丈夫で毎年花が咲きます。枝がよく伸びるので、花後の剪定が欠かせません。

【花の特徴と性質】

タマリスクの花

樹高

2〜3m程度にはなるようです。

比較的小さいうちから花を付けます。花色は桃色で美しい色合です。

新しい枝に花が咲きますが、ギョリュウよりも枝がよく伸びますので、枝全体に花が咲いたところは格別美しいです。

耐寒性・耐暑性

耐寒性、耐暑性があり丈夫です。

学名の説明

Tamarix・・・・・自生地であるピレネー地方の tamaris 川に因んだ古ラテン名です。

tetrandra・・・・・「4雄ずい(=おしべ)の」

【主な種類と品種】

ギョリュウ属の仲間は、こちらをごらんください。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

植え付けの時期は、春、秋いずれでもかまいません。土質は特に選びません。普通の庭土でもよく育ちます。木がかなり大きくなりますので、鉢植えには適していません。

庭に植える場合は、苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に3割程度のバーク堆肥(腐葉土)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

タマリスクの花

植え場所

土質は特に問いません。日当たりがよければ問題なく育ちます。

剪定

枝がギョリュウよりもよく伸びるので、樹形を整えるうえで剪定は欠かせません。

旧枝咲きですので、遅くなって剪定すると花が咲かないことがあります。花後、早めに伸びすぎた枝を剪定します。切るところは、樹形にあわせて任意の位置でかまいません。

肥料

もともと丈夫で枝の伸びもよいので、極端なやせ地でなければ施肥は特に必要ありません。

病気・害虫

特にありません。

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