タツタソウ|育て方と花の写真|365花撰|栽培の手引集

タツタソウ Jeffersonia dubia

タツタソウの花
写真 タツタソウ
撮影時期 2017.4.5
栽培状況 鉢植え

科名・属名

メギ科
タツタソウ属

園芸分類

宿根草

別名

原産地

シベリア東部〜朝鮮半島

用途

鉢植え

花期

3月

【タツタソウについて】

タツタソウの名の由来は、日露戦争当時、軍艦竜田の乗組員が持ち帰ったことによるものといわれています。早春に咲く山野草として非常に人気がありますので、もし、日本に自生していたなら、おそらく絶滅危惧種になっていたのではないかとも思ったりします。

本来は寒地向きの宿根草とは思いますが、栽培したところでは、鉢植えで管理したところ、なんとか夏を乗り切ることができました。ですので、関東以西の暖地でも栽培可能と思われます。

【花の特徴と性質】

草丈

20〜25pほどになります。

花径は1pほどの小さな花で、薄紫の花が咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性は強いですが、夏の暑さを嫌います。

学名の説明

Jeffersonia・・・・・アメリカ合衆国の第3代大統領トーマス・ジェファーソン(Thomas Jefferson)への献名です。

dubia・・・・・「疑わしい」、「曖昧な」

【主な種類と品種】

一般に栽培されている種類の他、北アメリカ東部に自生する白花タツタソウがあります。ただし、こちらの方は見たことはありません。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

9月下旬〜10月中旬が適期ですが、ポット苗の場合は、2〜3月でも差し支えありません。

耐暑性がそれほどないのと夏の強光を嫌いますので、暖地の場合は、季節に応じて環境の変えられる鉢植えが適しています。

植え付けの際は、根鉢をあまり崩さないようにして、株よりも一回り大きい鉢に植え付けるようにします。

鉢植えの用土

山野草用の培養土など水はけのよい用土を使います。

置き場所

秋と春先は日当たりがよいところに置きます。春の終わり頃から半日陰に移します。

植え替え

2年に1回が目安で、9月下旬〜10月頃に、根を傷めないように植え替えします。

日常の管理

葉が非常に早く枯れますので、株がダメになったと勘違いしてその後の管理を怠らないようにします。

冬の管理

耐寒性が強く戸外で冬を越します。水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら晴れた日の午前中に水やりをします。

夏の管理

高温多湿に弱いので、暖地の場合は、風通しがよく午前中に少しだけ日の当たるようなところ、もしくは明るい日陰に置くようにします。

ふやし方

植え替えの際に株分けをして増やすことができます。この際、あまり細かく分けない方がよいとされています。

肥料

肥料は花後と秋に置き肥するとともに、初夏までに液肥を与えます。

病気・害虫

ナメクジやヨトウムシに葉を食べられることがあります。

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