セントーレア Centaurea spp.

セントーレアの花
写真 セントーレア・モンタナ
撮影時期 2010.4.29
栽培状況 鉢植え
科名・属名

キク科
ヤグルマギク属

園芸分類

宿根草

別名

宿根ヤグルマギク

原産地

ヨーロッパ、ロシア

用途

庭植え、鉢植え

花期

4〜6月

【花の印象など】

ヤグルマギク属の中では、一年草ヤグルマギクがおなじみですが、宿根草のオウゴンヤグルマソウもこの仲間です。

それ以外にも、個性的な花を咲かせるものがあり、ここでは、それらのヤグルマギク属の仲間をまとめて記載しています。

栽培したところでは、全体に耐暑性が弱いことが残念です。

【花の特徴と性質】

草丈

60〜120p程度になります。

【主な種類と品種】を参照してください。

耐寒性・耐暑性

耐寒性は強いですが、耐暑性がやや弱く、宿根草となるものも暖地では夏越しが比較的難しいと言えます。

学名の説明

Centaurea・・・・・古代ギリシャの植物名 centaurie に由来します。

dealbata・・・・・「白くなった」、「漂白された」

gymnocarpa・・・・・ギリシャ語の gymno (裸の)+ carpos (果実の、種子の)が語源です。

atropurpurea・・・・・ater(暗い) + purpurea(紫の)が語源です。

montana・・・・・「山の」、「山地の」

【主な種類と品種】

デアルバータ
C. dealbata

コーカサス地方が原産で、草丈50〜70cmです。葉には羽状の切れ込みがあり花はピンク又はラベンダーピンクで、花径は4〜5pほどです。比較的耐暑性があります。タネも販売されていました。

ギムノカルパ
C. gymnocarpa

イタリアが原産で、草丈は1mほどです。シロタエギクのような銀葉のセントーレアです。花はやさしいピンクです。比較的耐暑性があります。

アトロパープレア
C. atropurpurea

深いワインレッドの花色をしたセントーレアです。ルーマニア原産で草丈は1.2mほどです。

モンタナ
C. montana

青紫色の矢車のような形の花です。ヨーロッパ原産で草丈は50cmほどです。

【育て方と栽培のポイント】

タネ播き

発芽適温は15〜20度なので9月下旬〜10月上旬がタネ播きの適期ですが、寒冷地は春播きとします。気温が高いときに播くと発芽率が非常に悪くなります。

箱播き又はポットに直接播き、覆土5mm程度にします。発芽まで日数がかかりますので、鉢土が乾かないようにします。

箱播きしたものは、発芽後、本葉が3〜4枚になったらポットに植え替えます。

植え付け

酸性土壌はよくないので、植え付けの1週間前に、苦土石灰をまいて耕しておきます。

ポットの底に根が回ったら、花壇やプランターなどに定植します。株が大きくなると移植が難しくなりので、定植が遅れないようにします。

もともと耐寒性は強いですが、成育が遅れた場合は、ポットのまま霜の当たらないところで育て、春になって定植したほうが安全です。ただし、開花時期は遅れます。

春と秋に苗が販売されていますので、購入後はできるだけ早くひと回り大きな鉢か、風通しのよい花壇に植え替えます。

株間

25〜30cmほどにします。

植え場所

高温多湿をやや苦手としますので、西日の当たらない風通しのよいところが理想的です。

日常の管理

乾燥を好みますので、過湿にならないよう注意します。

冬の管理

耐寒性は強く、戸外で冬を越します。

肥料

生育がよいので、肥料はあまり必要としません。逆に、多肥にすると徒長しますので、肥料は控えめにします。

病気・害虫

春にアオムシの食害を受けることがよくあります。また、アブラムシが付くことがあります。

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