スカエボラ Scaevola aemula

スカエボラの花
写真 スカエボラ
撮影時期 2011.5.21
栽培状況 鉢植え
科名・属名

クサトベラ科
クサトベラ属

園芸分類

常緑宿根草

別名

ファンフラワー

原産地

オーストラリア

用途

鉢植え、庭植え

花期

5〜10月

【スカエボラについて】

スカエボラは、オーストラリア原産のクサトベラ科の常緑の宿根草です。この花が出始めたときにはブルーの花だったのでブルーファンフラワーと呼ばれていたように記憶しています。

その後、別の花色の品種が出てきたところから、これらをひとまとめにしてブルーファンフラワーと呼ぶのは、やや違和感のあるところです。

栽培したところでは、耐寒性もそれほど強くありませんが、過湿に弱く枯らしてしまったことがあります。やや乾燥気味に育てる必要があります。

【花の特徴と性質】

スカエボラの花

草丈

草丈は10〜20p程度で、上には伸びず横に広がります。

中の写真は、茎が上に伸びているように写っていますが、これは鉢の縁まで茎が伸びたため、立ち上がっているように見えているところです。

花色は紫、紫紅、白などがあります。最近、覆輪の美しい品種も出ています。

耐寒性・耐暑性

半耐寒性で、耐寒温度は2〜3度です。耐暑性も強いというほどではありません。

学名の説明

Scaevola・・・・・ギリシャ語の scaevola(左利き)が語源です。ローマの英雄マキウスの称号スカエボラ(左手の人)に由来します。

aemula・・・・・「類似した」、「模倣の」

【主な種類と品種】

アイスダイヤモンド

以前に「タキイ種苗」から出ていた品種で、白地に紫の覆輪が入ります。

ブルーファンフラワー

品種名ではないですが、紫紅の花が咲くものがこの名前で園芸店に出ています。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

半耐寒性で寒さにあまり強くないことと、過湿を嫌うことから、庭植えには適していません。もっぱら鉢やプランターで育てます。

園芸店やホームセンターなどには、最近、あまり顔を出さなくなりましたが、通常は春に植えつけます。

スカエボラの花

売られている苗は、小さい鉢に植えられていることが多いので、こうした場合は、早めに鉢やプランターに植え付けます。

株が横に広がりますので、底が浅くて径が大きなプランターなどが適しています。また、吊り鉢にして楽しむこともできます。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土もしくは赤玉土、バーク堆肥(腐葉土)、軽石砂を6:3:1程度に混ぜた用土などを使います。

置き場所

日当たりのよいところを好みますが、高温多湿を嫌いますので、夏は、午後日陰になるところか、半日陰の場所で管理します。

また、過湿を嫌いますので、長雨が予想されるときや梅雨時は雨のかからないところに移した方が安全です。

植え替え

冬を越すことができたら、3〜4月に新しい用土に植え替えます。

日常の管理

過湿を嫌いますので、鉢土の表面が乾いてから水やりをします。

植えつけ後、摘心して枝を多く出すようにします。また、枝が伸びすぎて株の形が乱れてきたり、株元からの花が少なくなったときは、切り戻しをします。

スカエボラの花

冬の管理

耐寒性が強くないので暖地の場合は軒下で、寒冷地の場合は室内で管理します。

ふやし方

切り戻しをした枝先などを利用して、挿し芽で増やすことができます。

肥料

植え付け時に緩効性の化成肥料を用土に混ぜておきます。後は、生育期に10日に1回程度液肥を与えます。

病気・害虫

特にないようです。

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