スノードロップ Galanthus spp.

スノードロップの花
写真 スノードロップ
撮影時期 2006.2.11
栽培状況 鉢植え
科名・属名

ヒガンバナ科
ガランサス属

園芸分類

秋植え球根

別名

マツユキソウ(待雪草)

原産地

ヨーロッパ

用途

庭植え、鉢植え

花期

2〜3月

【スノードロップについて】

スノードロップは、早春に開花する小型の球根で、可憐な姿から根強い人気があります。なお、スノーフレークと間違える人がいますので注意します。

ところで、スノードロップとしては、主にヨーロッパ西部に自生しているリバリス(G. nivalis)と小アジアに自生しているエルウェシー(G. elwesii)がおなじみですが、国内で流通しているスノードロップのほとんどはエルウェシーです。

栽培したところでは、プランターに植えて育てていましたが、1月に入って、ぼつぼつ咲き始めました。一見すると、花弁のうち外の3枚が大きいので3弁の花のように見えます。

【花の特徴と性質】

草丈

草丈は7〜10pほどのごく小型の球根です。

早春に白い花を1輪だけ下向きに咲きます。内側の花弁に緑の斑が出るところが特徴です。

耐寒性・耐暑性

その名のとおり耐寒性は強いですが、夏は休眠します。

学名の説明

Galanthus・・・・・花色に由来するギリシャ語の gala(牛乳)+ anthos(花)が語源です。

nivalis・・・・・「雪の」、「雪の多い」

elwesii・・・・・19世紀のイギリスの植物採取家の Henry John Elwes に因みます。

【主な種類と品種】

エルウェシー
G. elwesii

小アジア原産で、オオマツユキソウ(大待雪草)とも呼ばれます。リバリスと比較すると、葉も花も大型です。

ニバリス
G. nivalis

ヨーロッパでは、こちらの方がよく栽培されているようですが、乾燥に弱いことなどからあまり流通していません。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

花壇でも、鉢やプランターでも楽しめますが、コンパクトな草姿ですので鉢やプランターでの栽培に向いているように思われます。

球根を入手したら、すぐに鉢植えすることをお勧めします。ただし、入手した時期が早い場合は、ピートモスなどに埋めて涼しいところで保管し、10〜11月ごろに植えつけます。

酸性土壌を嫌いますので、花壇に植える場合は、植えつけ前に苦土石灰を撒いて、庭土とよく混ぜておきます。1週間ほどしたら、バーク堆肥と緩効性の化成肥料を入れ、庭土を深さ20cmほど耕してから植えつけます。

スノードロップの花

鉢植えの用土

水はけのよい用土を使います。赤玉土、軽石、バーク堆肥を5:2:3程度に混ぜた用土などを使います。

植え付けの深さ

植え付けの深さは、花壇に植えるときは3cm、鉢やプランターの場合は1〜2cmほどが適当です。

株間

花壇に植える場合は3〜5cm、鉢植えの場合は6号鉢に10球程度植えつけます。

通常は1つの球根から咲くは1輪だけですので、間隔をあけすぎると、花の咲く時期がまだ寒いころでもあり、なんだか寂しい感じになってしまいます。

ですから、ある程度まとめて植え込むと見栄えがよくなると思います。

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は、冬は日が当たり夏は日陰になる落葉樹の下が最適です。

鉢植えは、晩秋から開花時期までは日当たりのよいところに置いて育てます。植え付け後は、花後は半日陰に移します。

植え替え

花壇に植えた場合は、植えっぱなしにできますが、球根が混みあってきたら植え替えます。

鉢やプランターに植えた場合は、2年に1回植え替えます。

日常の管理

終わった花は、早めに花茎のつけ根のところで切り取ります。

花壇に植えた場合は、夏は、わらなどを敷いて地温の上昇を抑えるようにします。

冬の管理

耐寒性が強く戸外で冬を越しますので、霜除け等の必要はありません。

冬の寒さに当たることで発根、発芽しますので、鉢やプランターを暖かい部屋などに入れることは厳禁です。

鉢やプランターに植えている場合は、鉢土が乾いたら暖かい日の午前中に水やりをします。水切れは花が咲かない原因になりますので注意します。

休眠期の管理

庭植えの場合は、敵地に植えてあれば3〜4年は植えっぱなしでもかまいません。掘り上げたらすぐ植えつけた方がよいので、そのことを考慮して掘り上げます。花後に掘り上げて、そのまま乾燥させるのはよくありません。

鉢やプランターに植えた場合も、休眠期に入ったら、鉢に植えたまま涼しいところに置いて秋まで保管します。完全に乾燥させるのはよくありませんので、時々軽く水やりをします。

ふやし方

分球して増やすことができます。

肥料

秋と芽が出た頃に、薄い液肥を2〜3回与える程度でかまいません。窒素肥料の過多は避けるようにします。

病気・害虫

特にないようです。

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