サッコウフジ Millettia reticulata

サッコウフジの花
写真 ムラサキナツフジ
撮影時期 2001.7.13
撮影場所 田野町にて
科名・属名

マメ科
ナツフジ属

園芸分類

常緑ツル性低木

別名

ムラサキナツフジ

原産地

台湾〜中国南部

用途

庭植え

花期

6〜8月

【サッコウフジについて】

ツバキに夏ツバキがあるように、フジにも夏藤というべきものがあります。それがこのサッコウフジです。原産地が台湾〜中国南部であることからわかるように、暖地向きのフジで、暖地以外では露地での越冬は困難です。

園芸店では台湾サッコウフジという名前で出ていましたが、サツマサッコウフジとも呼ばれます。特に、紫の花が咲く品種はムラサキナツフジとも呼ばれます。

栽培したところでは、7月になって咲き始めました。問題は耐寒性ですが、−3度という日がありましたが、たいしたことはなくて、その年もよく花を付けました。

【花の特徴と性質】

サッコウフジの花

樹高

フジのようにツル性ですが、フジほどはツルは伸びません。

毎年剪定をすれば、かなりコンパクトにつくれます。

下の写真は自宅の庭に植えていますが、樹高は背丈ぐらいで収まっています。

サッコウブジと呼ばれるものには、白、紅、紫などの花色があるようです。

ムラサキナツフジは写真のように濃い紫色で、フジのように長く垂れるような咲き方はしません。

耐寒性・耐暑性

耐寒性は比較的強く、野市町周辺では冬に葉が落ちますが庭植えで冬を越しています。

学名の説明

Millettia・・・・・18世紀のフランスの植物学者 J.A. Millettに因みます。

reticulata・・・・・「網状の」、「網目状の」

【主な種類と品種】

詳しくは確認していませんが、ムラサキナツフジと呼ばれる品種をよく見かけます。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

園芸店やホームセンターなどでは、春に花の咲いた株や苗木が売られていることが多いので、これを買って育てることになります。

苗木の大きさにもよりますが、通常は、根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、バーク堆肥(腐葉土)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

鉢植えで育てる場合、購入した鉢が小さいときは、根鉢を崩さないようにして一回りか二回り大きめの鉢に植え替えます

サッコウフジの花

鉢植えの用土

赤玉土と腐葉土(バーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

植え場所・置き場所

日当たりのよいところに植えつけます。鉢植えも日当たりのよいところで育てます。

日常の管理

鉢植えの場合は、夏場に乾燥させ過ぎないように注意します。繁殖は挿し木が可能で、適期は7から9月です。

花が終わった枝は、随時切り戻しておきます。

剪定

フジのようにツルがどんどん伸びるということはありませんが、それでも枝がかなり伸びますので、剪定して樹形を整えます。

花は、今年伸びた枝の先に咲きますので、時期は冬でも春先でもかまいません。

冬の管理

もともとが暖地性の花木ですので、鉢植えは、冬は霜の当たらないところに移して、水やりは控えめにします。

肥料

庭植えなら特に必要ありませんが、鉢物の場合は、月に1度固形肥料を置き肥します。

病気・害虫

特にないようです。

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