サルビア・ネモローサ Salvia nemorosa

サルビア・ネモローサの花
写真 ‘ニューメディションローズ’
撮影時期 2015.5.13
栽培状況 春播き後、プランターで栽培(2年目)
科名・属名

シソ科
サルビア属

園芸分類

宿根草

別名

特にありません

原産地

ヨーロッパ

用途

庭植え、鉢植え

花期

【サルビア・ネモローサについて】

サルビア・ネモローサは、花茎がまっすぐに伸びて穂状に咲きます。花数が多く、宿根性のサルビアの中でも花が美しい種類です。草丈があまり伸びない品種もあり、庭植えは勿論、鉢やプランターで育てやすいのも魅力です。

園芸店やホームセンターなどでは苗が販売されていますが、タネも販売されていて、タネから育てることもできます。

栽培したところでは、耐寒性、耐暑性があり育てやすいと言えます。タネから育てた場合、発芽はまずまずですが、一斉に生えそろうというところまではいきませんでした。発芽すれば、後は、特段難しいところはありません。

【花の特徴と性質】

サルビア・ネモローサの花

草丈

30〜50cmほどになります。

長い花穂に小さな花が密集して咲きます。花色は、青紫のほかにピンクや白花もあります。

耐寒性・耐暑性

耐寒性、耐暑性があります。

学名の説明

Salvia・・・・・salvare(治癒する)に由来するセージ(sage)のラテン古名salviaから

nemorosa・・・・・「森の」、「森に自生する」

【主な種類と品種】

ブルークイーン

草丈が低いコンパクトな品種で、青紫の花が咲きます。タネが販売されています。

ニューメディションローズ

草丈20〜25cmのコンパクトな品種で、ローズピンクの花が咲きます。こちらもタネが販売されています。

カラドンナ

花茎が硬く、真っ直ぐに立ち上がって青紫の花が咲きます。

スノーヒル

花立ちのよい白花種です。

【育て方と栽培のポイント】

タネ播き

タネから育てる場合は、20〜25度のやや高温で発芽しますので、4月下旬に播きます。早い時期に播く場合は、フレームなどで管理します。箱まきがよく、覆土は5ミリ程度とします。

発芽後、本葉が3〜4枚になったら一度ポリポットに植え替えます。初期の生育は比較的ゆっくりです。

植え付け

酸性土壌を嫌いますので、植えつけ前に苦土石灰を1u当たり100g程度撒いて耕しておきます。

タネから育てた場合は、本葉7〜8枚になって、ポットに根が回ったら花壇やプランターなどに定植します。

苗から育てる場合は、春に園芸店やホームセンターなどで苗が売られていますので、これを買って植えつけます。おぎはら植物園など種苗会社のカタログにも出ています。

植えつけの際、バーク堆肥を1u当たり10Lほど入れて、庭土とよく混ぜて植えつけます。

サルビア・ネモローサの花

鉢植えの用土

市販の草花用培養土もしくは赤玉土とバーク堆肥(腐葉土)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。

株間

20〜25cm程度の間隔を取って定植します。

植え替え

プランターなどで育てている場合は、2年に1回は植え替えをします。時期は、暖かくなった4月〜5月が適期です。暖地の場合は、秋でもかまいません。大きくなった株は、株分けをして植えつけます。

植え場所・置き場所

日当たり、排水のよいところで育てます。

日常の管理

鉢やプランターに植えている場合は、過湿にならないようにします。

花が一通り終わったら、早めに切り戻すと2回目の花を楽しむことができます。また、秋に花が終わったら、強剪定をしておきます。

冬の管理

耐寒性がありますので霜除けをしなくても戸外で冬を越します。

鉢やプランターに植えている場合は、軒下など強い霜の当たらないところに置き、水やりは少なくしますが鉢土が乾いたら軽く水やりをします。

肥料

緩効性の化成肥料を1u当たり30〜50gほど入れて庭土とよく混ぜて植えつけます。プランターなどの場合は、元肥のほか、生育期間中、10日〜2週間に1回程度、液肥を与えます。

病気・害虫

これといった病害虫はありませんが、排水が悪いと梅雨時に根グサれを起こすことがあります。

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