コリウス Solenostemon scutellarioides

コリウス
写真 コリウス
撮影時期 2003.6.29
栽培状況 苗購入後、鉢植え
科名・属名

シソ科
ソレノステモン属

園芸分類

春まき一年草

別名

キンランジソ
ニシキジソ

原産地

熱帯、亜熱帯アジア

用途

庭植え、鉢植え

花期

6〜10月

【コリウスについて】

コリウスは、花よりも、カラフルに色づく葉を楽しむ植物です。秋になると穂状の花が咲くようになりますが、地味であまり美しいものではありません。なお、コリウスという名前は、旧属名からきています。

葉の色は本当に様々で、好みの色を選ぶことができますし、葉色がミックスされたタネを播くと多彩な色合いが楽しめます。

栽培したところでは、タネから育てると手間はかかりますが、発芽さえすれば、後は、辛抱強く苗の生育を待っていると次第に生育のスピードが上がってきました。

【花の特徴と性質】

コリウス

草丈

20〜60pほどです。

葉の色は赤、桃、黄色、緑などがいろいろと組み合わされて、美しい色彩をつくり出します。

葉の形も様々で、変化に富んでいます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性が弱いので一年草扱いされますが、本来は多年草です。

霜が来る前に、鉢植えのコリウスを室内に取り込んで管理すれば、次の年も楽しむことができます。

学名の説明

Solenostemon・・・・・筒状の(管状の)おしべという意味です。

scutellarioides・・・・・「タツナミソウ属に似た」

【主な種類と品種】

‘ハイウェイ' ミックス

草丈15〜20pほどで、鉢植えなどで楽しむのに適したコンパクトな各色の混合です。

‘ゴリラ' ミックス

大葉の品種で、葉色を混合したタネが販売されています。少し小葉の‘ゴリラ Jr.'も出ています。
(写真:下から2枚目、ゴリラ Jr.です。)

‘ウイザード' 混合

コンパクトな各色の混合です。

‘ケアフリー' 混合

葉に切れ込みのある各色の混合です。

【育て方と栽培のポイント】

タネ播き

発芽気温が高いので、タネまきは4月中旬〜5月に行います。育苗箱やピートバンに播きますが、好光性種子のため覆土はせず、底面吸水をします。

発芽後、本葉が2〜3枚になったらポリポットに植え替えて、苗を育てます。初期の生育がゆっくりですので、焦らないことが肝要です。

植え付け

タネから育てた株は、ポットに根が回ったら花壇やプランターなどに定植します。

花壇に植える場合は、バーク堆肥(腐葉土)を1u当たり10Lほど入れて、庭土とよく混ぜてから植え付けます。

コリウス

タネから育てるのが面倒な人は、春になると園芸店などにいろいろな色合いの苗が出回りますので、これを買って植え付けると簡単に楽しめます。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土もしくは赤玉土とバーク堆肥(腐葉土)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

株間

20〜30p程度にします。

植え場所・置き場所

花壇に植えるときは、日当りのよいところに植え付けます。

鉢やプランターは、真夏以外は日当たりのよいところに置きます。日当たりが悪いと本来の美しい色が出ませんので注意します。

日常の管理

美しい株にするため、草丈が伸びてきたら、適宜、摘芯をしてやります。

また、秋口に半分くらいに切り戻すと、草姿のよい株を秋に鑑賞できます。

鉢植えの場合、夏は乾燥しやすくなりますので水やりを怠らないようにします。花穂が出てきたら、見つけ次第切り取ります。

ふやし方

挿し木が可能で、バーミキュライトなどに挿せば比較的容易に発根します。

肥料

コリウス

あまり多肥にする必要はありません。花壇に植える場合は、 化成肥料を1u当たり20〜30gほど施し、堆肥と一緒に庭土とよく混ぜ合わせてから植え付けます。後は、成育期間中に月に1回程度化成肥料を追肥します。

鉢やプランターに植える場合、市販の草花用の培養土を使用するときは、培養土に元肥が入っていますので、追肥として液肥を10日に1回程度施します。

病気・害虫

アオムシやヨトウムシに葉を食べられることがありますので、植えつけ時にオルトラン粒剤を株元にまいておくと安心です。

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