ケイトウ Celosia cristata

ケイトウの花
写真 ケイトウ 'センチュリーミックス'
撮影時期 2010.7.24
栽培状況 春播き後、庭植え
科名・属名

ヒユ科
ケイトウ属

園芸分類

春まき一年草

別名

セロシア

原産地

インド

用途

庭植え

花期

7〜10月

【ケイトウについて】

ケイトウといえば、昔のトサカケイトウが懐かしいですが、トサカケイトウの中では、改良されて鞠状に咲く久留米系がにつくられています。このほかにヤリゲイトウと羽毛ケイトウの二つの変種がよく栽培されます。

また、園芸店やホームセンターなどでは、同属別種のノゲイトウのグループがセロシアして流通しています。いずれも、丈夫な種類ですので、好みの品種を楽しむことができます。

栽培したところでは、タネから育てても楽に作れますので、初夏から秋の花壇に彩を添えてくれました。

【花の特徴と性質】

ケイトウの花

草丈

(主な種類と品種を参照してください。)

(主な種類と品種を参照してください。)

耐寒性・耐暑性

暑さには強いですが、盛夏は花が少なくなります。涼しくなるとよい花が咲きます。耐寒性はありません。

学名の説明

Celosia・・・・・ギリシャ語の keleos(燃やした)に由来します。

cristata・・・・・「トサカ状の」

plumosa・・・・・「羽毛状の」

childsii・・・・・(※不詳)

argentea・・・・・「銀色の」、「銀のような」

【主な種類と品種】

トサカ系
C. cristata

昔からあるタイプですが、改良されて鞠状に咲く久留米系がにつくられています。最近では矮性の品種も出ています。

・ヒメサンゴ ・・・ 草丈15pほどの矮性種です。
・アーリーローズ ・・・ 茎の強い青軸種で、美しい鮮桃色です。草丈80〜100p
・サカタプライド ・・・ サカタの名前が入っているだけに、自信のある品種とみました。緋赤の鮮やかな品種です。草丈80〜100p
羽毛ケイトウ
C. cristata var.plumosa

プルモーサ系で、羽毛状のふさふさした花穂が特徴です。草丈15pほどの矮性品種から中性種までたくさんの品種があり、ケイトウの主流になっているように思います。

・センチュリーミックス ・・・ 草丈50pになる花壇用の大型種で花穂が30pになります。
・キャッスル ・・・ 草丈25pほどの品種で各色がそろっています。
・きものミックス ・・・ 草丈15pほどの矮性の羽毛ケイトウです。
ヤリゲイトウC. cristata var.childsii

キルドシー系で、花穂が円錐状でちょうどロウソクの炎ようになります。

・八千代ケイトウ ・・・ ヤリゲイトウの人気品種で、黄、オレンジ、赤の各色がそろっています。草丈80〜100p
セロシア
C. argentea

セロシアはケイトウ属の総称ですが、ノゲイトウに近い花が細長く咲くタイプをセロシアと呼ぶことがあります。

・ホルン ・・・ 淡ピンクの品種で草姿は自然にスプレー状になります。草丈は120pほどです。
・キャンドル ・・・ 淡ピンクの品種で草丈は2mにもなりますので摘芯して育てます。

【育て方と栽培のポイント】

ケイトウにはいろいろなタイプがありますが、ここでは羽毛ケイトウの栽培を中心に載せています。

ケイトウの花

タネ播き

発芽適温が20〜25度と高いため、フレームなどで播く場合を除き、早播きは避けるようにし、通常は4月上旬〜5月に播きます。

育苗箱やピートバンに播いて育てることもできますが、セルトレイに播くと後の作業が楽になります。覆土はタネが隠れる程度にします。

植え付け

苗が大きくなってからの移植を嫌いますので、本葉が4〜5枚の小苗のうちに定植することが大切です。定植する時期が遅れると、後々の生育がよくありません。

花壇に定植するときは、バーク堆肥を1u当たり10Lほど入れて庭土とよく混ぜて植えつけます。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土もしくは赤玉土とバーク堆肥(腐葉土)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。

株間

20〜30pが一般的です。

植え場所・置き場所

日当たりと排水のよいところを選びます。連作をすると立枯病が発生しやすいので、連作は避けるようにします。

また、水はけの悪いところでは、根腐れを起こすことがありますので注意します。

鉢やプランターに植えた場合は、日当たりのよいところに置いて育てます。

ケイトウの花

日常の管理

根付いてくれると、丈夫なので後はヨトウムシなどに注意するくらいです。

肥料

育苗中は、週に1回程度液肥を与えます。定植時に、化成肥料を30gほど施し、後は多肥にする必要はありません。

病気・害虫

気温が上がってくるとヨトウムシの食害に注意します。

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