クリンソウ Primula japonica

クリンソウの花
写真 クリンソウ
撮影時期 2011.5.5
栽培状況 庭植え
科名・属名

サクラソウ科
サクラソウ属

園芸分類

宿根草

別名

特にはありません。

原産地

北海道〜本州、四国の山間部

用途

庭植え、鉢植え

花期

4月〜6月

【クリンソウについて】

クリンソウは、サクラソウの中ではもっとも大型の部類になり、花も美しいところから人気のある山野草です。残念ながら、耐暑性が弱いため暖地での栽培にはあまり向いているとは言えません。

花は下の方から段をつくって、咲いていきますが、数段に重なる姿が仏閣の屋根にある「九輪(くりん)」を思わせることからその名前がついたとのことです。

栽培したところでは、夏の暑さに弱く、夏を越すことが困難でした。写真の株も手が回らなくて、夏には枯れてしまいました。

【花の特徴と性質】

草丈

品種にもよりますが、50〜60cmほどです。

花径は2〜3cmほどで、ダンギクのように下の方から段をつくって咲いていきます。濃い紅紫色の花が一般的ですが、白や黄色の花色のものも出回っています。

耐寒性・耐暑性

耐寒性は強いですが、夏の高温多湿に弱い植物です。寒冷地には適していると思われますが、暖地の場合、夏の管理に十分注意しないと夏越しが難しくなります。

学名の説明

Primula・・・・・primus(最初の)の縮小形

japonica・・・・・「日本の」

【主な種類と品種】

種苗会社のカタログを見ると、名前はありませんが白、赤、紫、黄色などのセットで売られています。そのほか、’アップルブロッサム’という品種が売られています。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

2月中旬〜下旬ごろが植えつけの適期です。苗会社のカタログでは秋号にも載っていますが、ポット苗であれば秋に植え付けても問題はありません。

クリンソウの花

鉢植えの用土

水はけのよいものを使います。山野草の培養土、あるいは鹿沼土と軽石砂を7対3程度に混ぜた用土などが適しています。

植え場所・置き場所

鉢植えの場合、秋〜春まではよく日が当たるところに置きます。

庭植えの場合も、こうした環境が得られる落葉樹の下などが最適です。いづれの場合も、夏の直射日光は避けるようにします。

植え替え

毎年、若しくは2年に1回を目安に植え替えます。時期は、2月中旬〜下旬ごろが適期です。

日常の管理

水切れに弱いので、鉢植えの場合は、春〜秋の生育期は水切れを起こさないよう表面の土が乾いてきたらたっぷりと水やりをします。冬も水やりを忘れて乾燥させすぎないよう注意します。

クリンソウの根茎は上に向かって伸びてくるため、増し土をしてやります。

夏の管理

夏の間は、風通しがよく、明るい日陰になるところで育てます。

冬の管理

耐寒性が強く戸外で冬を越しますので、水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら晴れた日の午前中に水やりをします。

肥料

元肥は特に必要なく、3月〜6月中旬と9月下旬〜10月に、2週間に1回程度液肥を与えます。

病気・害虫

葉をヨトウムシに食べられることがあります。

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