クジャクアスター Aster hybridus

クジャクアスターの花
写真 クジャクアスター
撮影時期 2006.9.30
栽培状況 庭植え
科名・属名

キク科
シオン属

園芸分類

耐寒性宿根草

別名

クジャクソウ

原産地

北アメリカ

用途

庭植え

花期

7〜 10月

【クジャクアスターについて】

クジャクアスターは、ユウゼンギクシオンなどと同じ宿根アスターと呼ばれるものの一つです。孔雀が羽を広げたように咲くところから、その名が付けられたようです。

ところで、クジャクアスターという固有の種類があるわけではなく、シロクジャク(上から2枚目の写真)とユウゼンギクなどの交配によって生まれた品種群を指してクジャクアスターと呼んでいます。また、このシロクジャクも北米原産ですが、由来は不明とのことです。

これまで、交配が重ねられてきて、クジャクアスターとユウゼンギクは、花を見ただけでは、なかなか区別がつきません。そういうことからか、園芸店やホームセンターなどでは、ひとまとめにして宿根アスターとして販売している場合も少なくありません。

栽培したところでは、ウドンコ病が発生しやすいので、この点だけ気を付ければ育てやすい草花です。

【花の特徴と性質】

クジャクアスターの花

草丈

80〜150pほどです。

本来は白花ですが、ユウゼンギクとの交配で花色が豊富になり、淡桃、紫、青、藤色等の品種があります。

耐寒性・耐暑性

耐寒性、耐暑性とも強く、つくりやすい宿根草です。

学名の説明

Aster・・・・・ラテン語の astrum(星)が語源です。

hybridus・・・・・「雑種の」

【主な種類と品種】

一重の品種の他に八重咲きの品種があります。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

春か秋、いずれでもかまいませんが、秋に開花株が販売されていることが多いようです。開花株を購入した場合は、花が終わったら花壇に切り戻しをして、花壇やプランターなどに植え付けます。

花壇に植えるときは、深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3割程度のバーク堆肥を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

クジャクアスターの花

鉢植えの用土

市販の草花用培養土もしくは赤玉土とバーク堆肥(腐葉土)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。

植え場所・置き場所

花壇に植え付ける場合は、日当たりと水はけ、そして風通しのよいところを好みます。

鉢やプランターで育てる場合も日当たりのよいところに置きます。ただし、夏場は半日陰に置いて、鉢が乾きすぎるのを防ぎます。

植え替え

花壇に植えた場合は、3〜4年ほどすると株が混みあってきますので、株分けを兼ねて植え替えます。

鉢やプランターに植えた場合は、基本的に毎年植え替えた方が根詰まりを起こしにくく、毎年よく咲いてくれます。

時期は、春先でもかまいませんし、関東以西の暖地の場合は、10〜11月ごろでも差し支えありません。秋には、翌年に延びる芽(冬至芽)か株元に出てきますので、その年に咲いた古い茎を切り取ってから植え替えます。

日常の管理

放任にすると草丈が伸びすぎて倒伏しやすくなるので、6月頃一度15〜20p程度のところで摘心します。

秋に葉が枯れたら、地際から枯れた枝を切り取っておきます。

冬の管理

耐寒性が強く戸外で冬を越しますので、霜除け等の必要はありません。鉢やプランターに植えている場合は、水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら午前中に水やりをします。

クジャクアスターの花

ふやし方

植え替えの時に、株分けで増やすことができます。また、挿し芽で増やすことができます。梅雨のころに新芽の先を7〜10cmほど切ってバーミキュライトなどに挿します。

肥料

丈夫な宿根草ですので多肥にする必要はありません。春先に、株元に緩効性の化成肥料を少な目に与えます。

花壇に植えた場合は、やせ地でなければほとんど無肥料でもよく育ちます。

病気・害虫

ウドンコ病が発生しやすいので、見つけたら早めに殺菌剤を散布しておきます。

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