木立ちベゴニア Begonia

木立ちベゴニアの花
写真 木立ちベゴニア
撮影時期 2002.4.29
撮影場所 「松江フォーゲルパーク」にて
科名・属名

シュウカイドウ科
ベゴニア属

園芸分類

非耐寒性多年草

別名

(特にありません)

原産地

中国、ヒマラヤ、中南米、南アフリカ

用途

鉢植え

花期

四季咲き性

【木立ちベゴニアについて】

木立ちベゴニアは、名前のとおり茎が立ち上がり、地中に根茎や球根を作らない品種群を指します。一般的には矢竹のようになった草姿の品種がよく栽培されていますが、叢生型の品種もあります。

矢竹形で、茎が直立するタイプは、アコニティフォリア(B. aconitifolia)が、また、横張りタイプはディクロア(B. dichroa)が品種育成に関与しているとされています。

葉の形や色彩が変化に富んでおり、花が咲いていないときは観葉植物として楽しむことができます。

栽培したところでは、多少、暑さ、寒さに弱いですが夏越しはそれほど難しくありませでした。冬も、室内に取り込めば問題ありません。

【花の特徴と性質】

木立ちベゴニアの花

草丈

通常、50〜60pほどの高さで管理する場合が多いですが、条件さえよければ高さが1mを超え、株もとても大きくなります。

上と下の写真は、「松江フォーゲルパーク」で写したものですが、素晴らしく大きな株で、背丈を超えていたように記憶しています。

上手に管理すると、大きな花房が垂れ下がり、シャンデリアのように豪華に咲きます。

花色は、白、ピンク、サーモンピンク、桃赤色などがあります。

耐寒性・耐暑性

花を周年咲かせるには15度以上必要ですが、越冬させるには5度程度あればよく、温室がなくても、室内に取りめば問題ありません。

夏の暑さをやや嫌いますが、暖地でも夏越しは、それほど難しくはありません。

学名の説明

Begonia・・・・・・ドミニカ共和国の首都サント・ドミンゴの提督だった Michel Begon に因みます。

【主な種類と品種】

‘カサブランカ’

世界最高峰の木立ちベゴニアとカタログに書かれている白花の品種です。評判どおりなのかは栽培してのお楽しみです。

‘流れ星’

葉に水玉模様の斑点が入る品種です。花はライトピンクです。

‘ミセスハシモト’

白花で昔から栽培されている品種です。

‘たまきはだ’

めずらしいレモンイエローの木立ちベゴニアです。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

園芸店やホームセンターなどに行けば、ほぼ、周年販売されていますので、これを買って育てます。種苗会社のカタログにもいろいろな品種が掲載されています。耐寒性が弱いことと、過湿を嫌いますので鉢での栽培になります。

購入した株が小さい鉢に植えられていて、根詰まり気味になっている場合は、一回り大きい鉢に植え付けます。

木立ちベゴニアの花

鉢植えの用土

水はけがよい用土が適しています。赤玉土、腐葉土、鹿沼土を5:3:2程度に混ぜた用土などが一例です。

置き場所

4月〜11月頃までは戸外の半日陰に置きます。ただし、梅雨時は雨の当たらない軒下に、また、夏場は明るい日陰のところに置くか寒冷紗などで遮光します。

植え替え

2年に1回を目安に植え替えます。時期は、4月が適期です。

鉢から抜いて、表土と根鉢の三分の一ほど土を落として、一回り大きい鉢に植え替えます。同じ大きさの鉢を使うときは、もう少し古い土を落として植え替えます。

日常の管理

過湿にならないよう、土の表面が乾いてから灌水します。

夏の管理

高温多湿を苦手としますので、夏場は明るい日陰のところに置くか寒冷紗などで遮光します。

冬の管理

耐寒性がないので、冬は室内に取り込みます。水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら晴れた日の午前中に水やりをします。

ふやし方

挿し木で増やすことができます。5〜6月か9月にバーミキュライトなどに挿すと容易に発根します。

肥料

植え付け、植え替え時に緩効性の化成肥料を与えます。一月ほどしたら、夏場と冬場を除き、月に1回程度固形肥料を置き肥するか、液肥を2週間に1回程度液肥を与えます。

病気・害虫

多湿にすると灰色カビ病が発生することがあります。

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