カシワバアジサイ Hydrangea quercifolia

カシワバアジサイの花
写真 ‘スノークイーン’
撮影時期 2009.5.30
栽培状況 庭植え
科名・属名

ユキノシタ科
アジサイ属

園芸分類

落葉低木

別名

(特にありません)

原産地

北米東南部

用途

庭植え、鉢植え

花期

5〜6月

【カシワバアジサイについて】

カシワバアジサイは、アジサイという名前が付いていますが、単に、通常見かけるアジサイの変種ではなく、別種です。葉が柏の葉に似ているのでこの名が付いています。

長い花穂はとても豪華で、一般のアジサイとは違った魅力を持っています。最近園芸店などで見かけることが多くなり、植栽も増えてきたように思います。

栽培したところでは、丈夫で育てやすいですが、‘ハーモニー’という品種は、早くから花をたくさん咲かせたために株の負担が大きかったのか、はたまた、植えた場所が悪かったのか、さほど大きくなりませんでした。

【花の特徴と性質】

樹高

1.5mほどになります。

花色は白で、八重咲と一重咲があります。

耐寒性・耐暑性

耐寒性、耐暑性が強く、問題ありません。

学名の説明

Hydrangea・・・・・・ギリシャ語の hydro(水)+ angeion(容器)が語源です。

quercifolia・・・・・「コナラ属のような葉の」 Quercus(コナラ属)+ folia(葉)が語源です。
※ 因みに、カシワ(Quercus dentata)もコナラ属です。

【主な種類と品種】

‘スノーフレーク’

八重咲きの大型種です

‘スノークイーン’

一重咲きの品種です。

‘ハーモニー’

花房が特に豪華で、大変美しい品種です。(写真下)

‘ルビースリッパーズ’

白から赤く変化していきます。最近、出てきた品種です。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

苗木を植えつける場合は、3〜4月又は10〜11月に植えつけます。

5〜6月に鉢植えの開花株を買った場合、鉢が小さくて根詰まり気味のときは、根鉢を崩さないようにして、一回りか二回り大きい鉢に植え替えます。庭に植える場合は、花後にあまり根鉢を崩さないように植え付けるか、秋まで待って植え付けます。

大株になりますので、本来、庭植えに適していますが、鉢植えでの栽培するなら、大型の鉢で栽培します。

花壇に植えるときは、苗木の大きさにもよりますが、通常は、根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に三分の一程度のバーク堆肥(腐葉土)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

鉢やプランターの用土は、赤玉土、鹿沼土、バーク堆肥(腐葉土)を等量にして混ぜたものなどを使います。

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は、日当たりと水はけの良いところに植え付けます。鉢で育てる場合も日当たりのよいところに置きます。

カシワバアジサイの花

植え替え

鉢植えは、2年に1回程度の頻度で、春又は秋に行います。暖地の場合は、秋が適当です。

日常の管理

生育期間中は乾燥を嫌いますので、鉢植えの場合は特に夏場乾燥させ過ぎないよう注意します。落葉後は、やや乾燥気味に管理します。

庭植えの場合も、夏場、日照りが続くようなときはたっぷりと水やりをします。

剪定

花後に花の下2節くらい下で剪定します。花芽が8月頃にはできますので、それ以降に刈り込むと花が咲かないことになります。

肥料

庭植えは、冬場に寒肥として有機質肥料を与えます。また、花後に、緩効性肥料を与えます。

鉢植えは、春と秋に緩効性の化成肥料を与えます。

病気・害虫

ウドンコ病が発生することがあります。ただし、これまで、ほとんど被害を受けたことはありませんので、それほど心配する必要はないかと思います。

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